【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2018年09月28日

黄金の始祖鳥

その筐体は黄金に輝いていて、そのリールは黒く光っていた。

 

1999年に当時のアルゼから、同社のシンボルマークでもある始祖鳥を冠して販売された黄金の鳥アレックス。チャンス予告システムの集大成とも言われた、この機種に俺は一つの特別な思い入れがある。

 

それは戦えなかった相手への敬意でもあり、戦えなかった時代への羨望だ。当時の俺では法則性や1枚役、チャンス予告やフラッシュが絡む『アレックス』のゲーム性を理解する事はできず、演出がテンコ盛りでメンドクサイ台だという印象しか持てず、打たず嫌いではあるが……そう、殆ど触る機会がなかった。

 

だから、知らない。ただし、憧れていた。某漫画の「血染めのアレックス」に。

 

昔に比べて、すっかり視力も落ちてしまったが、幾ばくかの知識も寛容さも手に入れたんだ。偽のリールを積んだ7Rとは違う、血の通った本物の始祖鳥を見せてくれよ。

 

さて、十何年かぶりに対峙したアレックス。上記したように、当時の記憶はあやふやだけど、要するにこの台ってのは「チャンス予告」と「出目」の絡みで、フラグをしぼっていく台の極み。俺はそう思っている。

 

基本法則を踏まえた上で違和感や矛盾を探していくゲーム性なので別にリーチ目なんて知らなくとも、簡単な演出法則だけ覚えとけば問題はないはず。てか俺もBAR付近とか全く知らねぇし。

 

まずは王道とも言えるチェリー付きの鳥狙いから。

 

予告音、鳥枠上の上段羽停止から第一消灯のみで小役否停止。うん、予告音時にハズレとリプレイは無しという法則性を大切にして打っていくとボーナス察知も分かりやすく……

 

って、恰好つけて写真まで撮ったのにボーナス入ってねぇじゃんかよ!!!!

 

開幕早々に一体何を俺は取りこぼしたんだ……。「予告音」がしたから中右にはキッチリと「ブドウ」を狙ったぜ? (答えは羽羽鳥の3枚役。成立時に順押しをすると上段か下段の平行ラインでしか3枚役は揃わないし、ブドウ成立時には必ず予告音がするものの、枠上鳥狙い時には注意。)

 

この3枚役。慣れてきた時にこそ目押しミス(狙い忘れ)をしちまうし、ブドウ確率が悪すぎて今度はブドウの存在を忘れそうになっちまう。面白いかどうかは別として、楽に打つなら赤7上段狙いがベストかもね。

 

 

予告音+第二停止のみの変則消灯。予告音時にリプレイとハズレはないので、残る左上段赤7停止からのフラグは「ブドウorボーナス」。ブドウの可能性はまだあるものの、ブドウ成立時には消灯演出が絡む事が多いので、非消灯だと俺の実戦上激アツ。ビタ気味で狙うと上段に赤7がへばり付いて決まり。

 

 

これは予告音+消灯で「ブドウ」と思わしての二確。

 

 

予告音も消灯無しで「7鳥7」のリーチ目が止まる事もあるし、狙い所としては悪くはない。が、現状では「悪くない」止まりかな……。赤7を枠上から上段に狙うと効率はいいものの、予告音+赤7中段停止(羽or3枚orボーナス)が寒すぎる。

 

絶望的なほどに羽か3枚役じゃん。

 

ハナビ等に比べ圧倒的に重いブドウが「強い出目」を生んではいるものの、予告音+中段赤7の頻度に「また羽かよ」と思ってしまうし、何よりも出目が単調。個人的にはチェリーの払い出しを減らして、もうちょいブドウが軽くても良かったかな。

 

出目云々を言うのであれば……

 

 

やはり左リールにチェリー付き鳥狙いのほうが好み。一度は揃えときたい、鉄板リーチ目の鳥揃い。予告音+左上段鳥、中リール中段に鳥の時点で(予告音時にリプレイはないので)リプレイハズレの2確。消灯法則にはもっともっと奥深いものがあるのだろうけど、アレックス初心者の俺が意識したのは「リプレイハズレ目」。

 

上記したのもそうだけど、気づきにくいものでは……

 

 

リプレイの小山。もしくはリプレイの(左下段、中下段、右上段)L字停止。目につきやすいリプレイハズレ目を覚えておくだけでも、フラグを察知するのが大幅に楽になる……すなわち楽しくなるんじゃないかな。特に鳥狙い(全てチェリー付きの鳥狙いのみ)だとよく止まるからさ。

 

あと、左上段鳥からの中リール羽付きの赤7も強め。ここからゲチェナを嫌って枠下に落ちるパターンもリーチ目のはず。しつこく狙ったけど、何故かゲチェナは止まらず常に枠下に落ちるんだよなぁ。(BRフラグは失念しました……)

 

変則押しも楽しそうだし、色々と模索しがいのある台なのではなかろうか。順押しとハサミでしか打ってないけど、中押しでフラグをズバッと絞るのも気持ちよさそうだね。

 

ま、BOSSさんが出演されているパチスロクロスチャンネルの動画をみたほうが話が早いかも知れねぇや。パチスロ動画としても、十分に面白かったので是非。

 

俺が思うにATタイプの台は動画で見ると面白いが、自分で打つと展開が辛くて苦しいばっかりだ。そりゃそうだ、あんなもん編集マジックだよ。

 

逆にノーマルタイプの台は動画で見るよりも、実際に打ってみたほうが絶対に楽しい。その手助けとなるのが、動画だったり文章だったりするんじゃなかろうか。リーチ目や入り目を察知する瞬間、その瞬間ってのは映像では切り取れない自分だけの時間だからさ。

 

とどのつまり打たなきゃ分からないんだよ、ノーマルの面白さは。「動画を見る限りつまらなそう」などという流行語は能動的なノーマルタイプには当てはまらねぇ。闇芝居だって結構面白かったぜ。コイン持ちがクッソ悪いけど、刺さる人には刺さると思うよ、あの台。

 

始祖鳥アレックス。

 

その筐体は今でも黄金に輝いていて、そのリールは今でも黒く光っている。そして、その音は今も変わらず鳴り響いている。

 

まるで、誰かが停止ボタンを押してくれるのを待つかのように、はたまた5号機から6号機への時代の糸を紡ぐかのように、今日も始祖鳥のリールは回っている。

 

CLOSED BGM

A little Less Conversation (JXL Remix) / ELVIS PRESLEY

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