【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2018年09月21日

黄金のパワーワード

言葉には力がある。

 

シスクエにおける「ねぇねぇ何でもなーい」しかり、鉄拳における「鉄拳チャンスは本当に(以下略)」しかり、その言葉のもつパワーワードが何気ない演出を脳裏に焼き付けてしまう、そんな言葉をスロにおける言霊と言うのではないだろうか。

 

が、残念な事に「言葉の力」でどうにかなるのは、精神的な部分であって、ことスロットにおいては全く何の役にも立たない……むしろ「頑張れ!!」と言われても何をどう頑張ればいいのか。それさえも謎なのである。

 

ホールの中では「チャンス!!」が挨拶なみに横行しているが、大切な事は「言わぬが花」という事だってあるのだ。それでも、長い文章よりもツイッターやまとめサイトのような、濃縮された(自分で考える工程を取り除く事による)情報速度が好まれている昨今。

 

4.1秒間の演出を印象付ける。そういった意味での最先端のトレンドはきっとこいつに違いない。

 

君は……

 

 

チャンスを感じたことがあるか!!??

 

そして、これに対し多くのユーザーが漏らすであろう「感じたことがないです」という返し。ここまでの流れ全てを考えているのであれば、まさに機械と人間による言葉のキャッチボール。そこから生まれる相互関係が信頼に結び付き、人は何時の日か機械と手を取り合って進める……

 

訳がねぇだろうに。何処にチャンスがあるってんだよ。

 

んな訳で三洋物産の奇跡とも思える『聖闘士星矢 海皇覚醒』。今更文章におこす必要性を感じないぐらい、各所でも取り上げられている超人気機種ではあるが……はっきり言って、俺には耐えられねぇ。

 

いやね、よく作られているとは思うのよ。GB当選に至る発展ゲーム数の違和感や赤文字の信頼度といった前兆バランスも悪くないし、通常時のチャンス役がク○すぎるからこその、高確中のアツさ。その時に演出が入っただけで期待しちゃうし、何よりもみんな大好きGB中の「セインセイヤー!!」。星矢世代としては痺れちゃうね。是非、ハーデス編もスロ化してもらいたいもんです。(人気でなさそうだけど)

 

が、が、ですよ、奥さん。

 

さっすがに耐えられねぇ。通常時の絶望感とART中の全能感。これらをプラスマイナスした時に、どちらが上回るのか。こういった機種で重要なのは一度感じた成功体験に再び挑戦できるかどうかだと思うけど……未だに成功しねぇんだよなぁ。2000枚程度では足らねぇし、成功しないARTなんてひたすらに苦行を続ける修行僧と同じだろ、このままじゃ悟りをひらいちまうってぇの。

 

この機種の登場により、三洋物産というメーカーの印象が変わった。そう感じている人もいるかも知れねぇが、そもそも三洋は5号機初期から攻めていたのである。自社開発の一発目がスロット漫画における金字塔『アドリブ王子』。その後、『大工の源さん』やスロットとパロットの二機種で登場した『コードネームアスカ』。この機種に関しては残念ながらパロット版を見た事がないんだけど……スロット版はボーナスがSINやREGでパンクするという現行の『ルパン三世 世界解剖』にも通じるシステムだったと記憶しているし、そして何よりも、俺的5号機名機列伝の末席に是非加えたい機種。

 

それが……

 

 

『天外魔境卍MARU』。そう『リリカルなのは』にせよ、常に三洋は攻めていたのである。その結果が演出というパワーワードと相まって花開いたのが星矢なのではないだろうか。

 

この天外魔境、モンキーターンよりも先に、各種モードにおけるゲーム数消化でのART当選を実現した機種で、はっきりと言ってしまえば(短期間ではあるが)めちゃめちゃ勝てた。ここで言う「勝てた」理由は決してスペックが甘いとか、設定が入っていたとかではなく、俺の行っていたホールではシステムを知っている人が殆どいなかった、つまり天国モードや天井を狙ったエナが可能だった。それだけ。

 

通常Bからは設定1でも半数が天国(128以内のART当選)へと移行するので、前回が通常Bの濃いゾーンで当たっていて尚且つ128G以内なら狙い目となるし、そもそも通常Aでも128以内での当選率が20%近くはあるので、128以内なら打てる。今の機種みたいに永遠とAをループする仕様ではなく、きちんとモードが動くので履歴からの狙い目(モード)推測も可能だし、あとは安定の天井狙い。低設定域でのテーブル振り分けがかなりきつかったから、天井狙いに関しては殆どやらなかったんだけどね。

 

通常時においてはゲーム数テーブルの他に、特定役での短縮当選を行っていて、当選時には最大8G程度の前兆を経て告知。プレミアレベルのリアルボーナスは存在したけど、基本はゲーム数テーブルか短縮抽選がARTへとメインルート。ARTに入れたあとはARTの1G連ストックを目指す。以上。

 

後の機種と比べると随分とあっさりしていて分かりやすいんだけど……天井やゲーム数狙いといった4号機の遺産が消え、5号機=狙い目がない。そういった新たな共通認識が芽吹いてきた時期だったという事や、ART獲得枚数の設定差(ベルナビ回数に設定差が存在する)が大きい事も相まって設置も人気も伸びずに消えてしまったが5号機におけるゲーム数テーブルの始まりはこの機種。

 

ま、リール配列とか無茶苦茶だったんだけどね。液晶に再遊技と表示されないとリプレイだと認識できないんだもん。

 

……5号機時代の終わりを迎え、否応が無しに考えてしまうのは過去の事。思い出に甘える事は趣味ではねぇが、そこから学ぶ事や思い出すこともあるのではなかろうか。新たな機種にはチャンスが転がっていたりするもんだぜ。6号機にも何か「考える余地」はきっとあるんじゃないかな。

 

えっ?? 星矢の話はしないのかって??

 

だから言っているだろ。

 

 

特にチャンスを感じた事はないです。

 

CLOSED BGM

The wrestler / ブルーススプリングティーン

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