【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2018年09月16日

6号機登場に向けてのおさらい

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

もうすぐ6号機が市場に導入されてきますので、その性能的な部分をもう一度おさらいしておこうと思います。

 

■出玉試験内容の変更
規則改正に伴い「出玉率」と「ボーナス性能」が低下します。まずは保通協の出玉試験で1600G試験が新設されます。そして5号機までは出玉率の試験区間での上限出玉率が定められていましたが、6号機は下限も定められるようになりました。また最大出玉率が約2/3に制限されるようになりました。

 

■ボーナス枚数の変更
ボーナス性能が変わります。(リアルボーナス)BBの場合、純増448枚が5号機の最高値でしたが、これが純増280枚にまで制限されます。これがMB混合機種のBBだと純増336枚が現行の上限ですが、純増210枚までに制限されてしまいます。ジャグラーのようなAタイプはこちらのMB混合機種になりますので、先ほどの最大出玉率同様に約2/3になってしまいます。当然MBも現在は純増250枚が上限ですが、純増156枚に制限されます。

 

■内規変更部分
次は内規変更です。これはあくまで内規であって法律ではないので行政の意向を汲んで決めた自主的な決まりであり、今後変更の可能性は残されています。すでに9月5日付で6号機の内規変更はあるのですが、それはまぁ置いといて、変更部分です。まずは通常区間においての有利区間移行抽選に6号機では設定差が設けられるようになりました。次に有利区間突入の1回ナビ、これも廃止になりました。有利区間を知らせるランプは常時点灯から、有利区間で増える状態になってからナビをするまでに点灯と変更になっています。

 

次にリミッター。これは1500Gから1500Gまたは2400枚増加と変更になっています。リール制御についてはボーナス内部中ハズレ確率>入賞確率という決まりが5.9号機にはありましたが廃止になりました。出玉速度に関わる、いわゆる傾斜値も2.0以下という規制がありましたが廃止されています。あとは入賞sim出玉率の規制も廃止されています。この廃止された内規のおかげで6号機は高純増AT機を開発できるようになった訳です。

 

これにより6号機というものは、「出玉率・ボーナス枚数等での課題が残るスペックではあるが、5号機では不可能だった傾斜値が実現出来る」という打ち手のメリット、「ホールでの使用期限は5号機、5.9号機よりもはるかに長く、今の法律で認定取得も可能なので、最大約6年間使える」という点があります。これは今後の市場を考えていくと、2021年には殆どの5号機、5.9号機が市場から撤去されて6号機時代になるので嫌でも入替が必要となり、ホールに費用負担が発生するという事です。

 

まずは年末に高射幸性遊技機の15%規制があるので、約5万台の入替が必要になります。次に2019年年末には絆、ハーデスなどの認定切れも迎えますので約18万台の入替が必要になります。2020年末には凱旋、ハナビなどの認定切れで、これも約18万台の入替が必要です。ただ、そのような台数の新台が供給されるのかは現状不透明であり、計画的に入れ替えて行かないと追いつかない危険も秘めています。検定切れのパチスロを出玉性能だけで5.9号機に入れ替えても、5.9号機は残りの検定期間が短い為に短期間でまた入替費用が必要になります。長期的視野では少しづつ6号機に入れ替えて行かないと、例えば18万台入替が必要な時期に18万台分新台が発売されるとは限らないのです。4号機から5号機への移行時を思い出してもらっても、ユーザーからは「ク●台」という評価をされるような機種でも入れ替えないといけなくなる訳です。

 

このようなホール営業においては難しい側面も抱えながら、とりあえず10月からは6号機時代がスタートします。まずは「HEY!鏡」が登場しますが、これがお客様に受け入れられないとパチスロ市場は更に冷え込んでいく事が予想されますね。6号機なら最大6年近く設置可能、とは先程触れましたが、それは法律の話。6年もお客様から支持される機械なんて、1年に1機種あれば凄いレベルです。普通に考えて「HEY!鏡」を6年間設置するつもりで購入しているお店も無いでしょう。そして目先の売上などを考えると、高射幸性遊技機が6号機に代わるだけでかなり売り上げが下がります。お金を使うスピードが緩やかになったぶん、同じ予算で長時間遊ぶようになる、という考えのコンサルの方も居ますが、そもそも長時間遊べない人も多数存在する訳で、「当っても時間が掛かるから今日は打つのやめておこう」という人も増えるはずです。

 

ただ、第一弾の「HEY!鏡」においては5号機世代には馴染みは薄いですが4号機世代に訴求できる「モード管理」と「天井」というものが搭載されています。これにより狙い目ゲーム数などや、天国モードでの引き戻しに期待など、5号機時代とは違う楽しみ方も生まれてくる訳です。ただ、ゲーム性の幅は広がっても基本的に射幸性を抑制するのが今回の新基準機ですので、トータル出玉と言う部分においては過度の期待は禁物かと思われます。

 

第二弾ではサミーさんから「チェインクロニクル」の発売が決定済で、その後には「聖闘士星矢」の6号機も待機中との事です。6号機の適合もぱちんこ新基準機の319ミドルタイプの適合同様に現在はまだ厳しいものがあり、更なる射幸性の抑制に業界が動いているのは間違い無く、その保通協検査を通過するために、いわゆる「時間効率」というものが悪くなった機械が今後多く出てくるでしょう。よく専業の方が使う「時給」という側面でスペックを見ると、時間効率の低下から専業の人は今まで以上に店選びをするか、自分の打つ台を今まで以上に妥協するしか無いのかと思います。お店側の視点からするとこのお盆営業で毎年毎年のように前年対比ダウンだった稼働が持ち直すという事象が出ているので、低射幸性になり、必ずしも離反するお客様だけではなく、遊びやすくなって参加頻度が上がった人も居るのでしょうし、若年層でも手が届きやすい遊びにまた1歩近づいたのかと思います。

 

今後2月から納品のぱちんこでも早くも内規変更で65%規制撤廃との噂がありますので、お店も打ち手も業界の変化に乗り遅れずに対応していくことが必要ですね。

 

 

それでは、また次回まで。

スポンサーリンク