2022年11月16日
カワイイは正義!?
世界的にはルッキズムだとか反ルッキズムだとか、外見を云々言うのが色々と難しくなってきたように感じる昨今の風潮。私的には、今の流れはなんだか凄く極端に見えてしまって、貶したり差別したりというのはそらもちろんアカンけども褒めるのくらいはいいんでないの〜と思ったりするものの、まあそれも時代の流れというものか。我々昭和生まれの世代も、来たる時代に向けてだんだんと感覚を刷新していかねばならぬのでしょう。
日本語においてのその類の言葉に「カワイイ」というものがありますが、皆様もよくご存知のように、このカワイイには外見云々以外の部分も含んでいますよね。例を挙げれば、小さい子供がカワイイ、猫がカワイイ……などなどなど、主に小さくてまさに見た目がカワイイ対象に向けられがちな言葉ではありますけれど、一概にそうでもなくて。自分の子供はどういった見た目であろうと目に入れても痛くないほどカワイイでしょうし、私の経験から言いますと我々人間よりはるかにデカい牛だって馬だってやっぱり慣れるとカワイイ。牛ってば頭もいいんで世話をしている人間のことをちゃんと覚えますからね。知らない人が行けば一族郎党で猛烈に鳴きますし、私が行って手を出せばみんなベロベロベロベロ舐めるのです。元畜産農家の息子的感想。
では、我らがパチンコ店ではどうか、と言うと……パチ屋のお客さんで最もチカラを持っているのは、間違いなく「常連」さん。ここで言う常連とは週イチで来てますよ〜とか特定日には必ず来てますよ〜みたいな人ではなくて、雨が降っても雪が降っても槍が降ってもそこに居る人たちのこと。ついでに言えば、トータルで負けているならもっともっと強い。間違いなく、この人たちがホール内においては最強です。
しかし、おそらくその次くらいに「強い」のがカワイイ女子。ああ、なんで俺はおじさんに生まれてしまったんだ……って、そういう話ではなくて、やっぱりカワイイ女子って得だよなぁ……って、そういう話でもなくて。私も最初からおじさんだったわけではないですし、女子がお得という話をしたいわけでもない。まあ実際、パチ屋の女子は他よりもお目コボシをされがちだなぁと感じたりもしますけれど、それと同等かそれ以上に女子ってば大変そうにも見えますし。声をかけてくるおじさんの相手とか凄く大変そう。ナチュラルボーンおじさんとしては、そうならないよう気をつけねば(戒め)
で、今回ここでしたいのは「カワイイ」の話というよりは「カワイげ」の話で。書き方でニュアンスが結構違うもんだなぁ。カワイげについて書きたかったのにカワイイの話で1,000文字を使う男と申します。
多分「カワイげ」って、かつてのパチプロはみんな考えていたことだと思うのですよね。分かりやすい話を出せば、もっと出せる、もっと勝てる台だけれどもこの辺でやめておくか……的な感じで。かつては、そういったパチプロ的カワイげとはどこでも見れたような気がします。
今はのぅ、そういうのもなくてのぅ……という話でも実はなくて、イマドキはその手のカワイげというか「温存」的なものは、なかなかやりにくくなりましたしね。だって、みんな潰しちゃうんだもの〜。あとは、ホールの余力的にもそういうものをあまり「見逃して」くれなくなってきていますよね。
ということで、玉を出すほうではそこまでカワイげが出せないので他でカワイげを演出してみよう、というお話。例えば、「お店の意図に乗っかる」とかね。
これは先日の話なのですが、いつものお店が特定日+パチスロ外注イベントの日があって、形的には予想通りだったし、いつもより人手が増えそうだったので、その日その時に「他人に座らせたくない台」を当初選択した私。たぶん、その台がその日一番良い数字を出せると思っていましたし、これは当たり前の行動。
んが、そこから見て行ったら、そのスロイベが末尾を狙え的なものだったためか、パチンコも特定末尾が他より良い傾向が少し見えまして。それでも私が初手とした台のほうがほぼ間違いなく回るとは思いましたが、せっかくお店が意図して「そう」したのなら、ここは乗っかるのが吉、乗っかるほうがカワイげがあるかな〜と。
また、パチンコの技術介入についても、ヒネる人というのは大抵いつ如何なるときも、お店が凄まじく厳格なケース以外では病めるときも健やかなるときもヒネっていく傾向が見えるのですが、私的にはその辺がわりとテキトーでして。うん、玉取れと気分、あとは隣の人によるかな〜。そうそうない話ですが仮に店側がオッケーよ〜ん♪という姿勢であったとしても、隣(特に右隣)が常連さんだったりすると、なんか動いていて嫌だ!! とお店に苦情を入れるケースもあったりしますので。
あとは、ゴリゴリ勢を壁役に使いたいという考えもあったりなかったり。店が「行く」場合はやっぱり目立つ層から行きがちですのでね。動きがあったとしても出来るだけ後のほうに、対策が練れるくらいの時間を稼ぎたいという考え。まあ、これもカワイげ作法のひとつかなとは思います。
カワイげについては他にも色々あったはずなのですけれど、この頃記憶力に乏しくなってきたのでまるで思い出せない……。そのあたりはいずれまた書くこととして、こういうところを考えるのもひとつかもよ〜というカワイくないおじさんからの提案でした。
うん、カワイイはつくれるっ!!(エッ○ンシャル)
といったあたりで、また次週。