【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年10月30日

ラーメン事業、3週間経過

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

前回の続きです。そのような理由でラーメン自販機事業を行って3週間。別に餃子自販機でも餃子の無人販売でも、潰れたコンビニ跡地での雀荘経営でも、色々検討したんですよね。それははっきり言ってスマート遊技機だけの時代になれば、様々なレイアウトでお店を作れるし、その頃に規則改正で7号機になるし、玉、メダルが外に出てこないから今の各台計数機以上にスタッフ削減が可能で慢性的な人員不足のこの業界の解決策にもなる、そんな明るい未来が見えそうなのですが、その前にスマート遊技機への移行過程で店舗数が激減して、そこから持ち直して…なんて考えると、業界が仮に良くなったころにはもう私なんかは年齢を重ねすぎてその恩恵を受けることが出来ないのです。なので色々と考えて当然今までの経験を生かしての仕事も検討しました。しかし業界店舗数激減の時代、コンサル的な仕事の実績が無い人間がいきなりコンサルになっても、頼るようなお店は潰れるのが時間の問題です。今はもう人が大事なのは当たり前で、良い人材を集めた組織力で戦う体制をつくっていない法人は多少店舗数を持っていてもどんどん潰れています。なのでコンサルに頼る、というのは店長の力に頼る、なんてのと大差ないのです。

 

また、業界関連業者になるとしても、購入先の店舗が淘汰されているのですから、当然業者になっても取引先を見つけるのが大変です。その過渡期に当然価格競争も起きるでしょうし、ひとつのサービスだけでなく様々なものをワンストップで受ける業者も当たり前のように存在します。そういう状況では、雇用されるのであれば別ですが、自分で起業して業者をやるのは無理があると考えました。そこで異業種でと言う話になるのですが、私はパチンコ業界約30年のロートルなので簡単に異業種なんて無理です。しかしアルバイトで年金迄食つなぐにはまだまだ年数も長く、年金も国民年金なので期待できません。パチンコ業界を去ってから音信が途切れる人が多いのも、やはりその後の人生に苦労するのだろう、ならば業界に居る間から準備しようという感じでした。そしてノウハウが無いならフランチャイズでまずは経営の勉強もしながら、と言う考えになり、様々なフランチャイズを検討しながら、

 

1、収入よりもまずは失敗する確率を低く。

2、人を雇わずに失敗しても貯金を失うだけで済むスモールビジネス。

 

という2点を念頭に探しました。中学からの同級生が「餃子図書館」という無人餃子販売の業態を仕掛けている会社のCEOなのですが、商売であまりそのような知人を頼ると甘えが出るので最初は自分の体を入れて副業程度で行えるもの、という事でラーメン自販機にたどり着きました。

 

3週間経過して分かったことは、「ユーチューブ広告の効果が凄い」という事や、「紙媒体からネット広告に時代は完全に移っている」という事。そして「自販機と言っても飲料自販機と違い、店舗をオープンした気持ちで認知度向上に努めないと売れない」という事です。冷凍ラーメン自販機が有名店舗タイアップの場合には軒並み1000円と言う業界統一価格の中、ウルトララーメン自販機を選んだのも自分の中で「冷凍ラーメンで人気店の味が味わえても千円はなぁ…」と一瞬迷うからです。このウルトララーメン自販機なら750円なので他社のラーメン自販機とも価格競争力もあり、最初の購入はハードル高いですが食べてもらえれば味でリピートが付く自信があったからです。私の周りでもパチンコ業界が嫌になった訳ではないのに勤めていた会社の都合でパチンコ業界を離れた人を何人も見てきました。運送業界に行く人、介護業界に行く人、様々な人がいましたが、やはり自分が好きで行く業界であれば続いているのですが、そうではなく収入優先で選んだ業界だと続かない人が多いと感じました。それなので自分も好きなジャンルというものからは逸脱しない様にと考えてのラーメン自販機になった訳です。現在はオープン景気も落ち着いてきていますので、オープン記念セールでの特売期間が終わったときにどれだけ売り上げが落ちるのかを予測しながら次の仕掛けを考えないといけません。

 

私の場合どうしてもそのような仕掛けなどがパチンコ店で経験してきたものをもとにしているようになってしまうのですが、それがまた冷凍ラーメン自販機業界からすると新鮮でオープン当初に集客できたのかもしれません。本部の人も言っていましたが、話題性が高いので急に地域の人から自販機設置の問い合わせが本部に多数来るようになったそうです(笑) やはり自販機と言う事、フランチャイズと言う事で、自販機設置した後は「毎月ロイヤリティを払うんだし、あとは本部がやってくれるんだろ?」というオーナーさんも多いみたいです。やはりフランチャイズだと、そのノウハウがまだ蓄積されていない初期に加盟すればメリットがあり、成功事例が増えてから加盟する人からは加盟金を値上げしたりするのが一般的です。フランチャイズにて起業する場合には受け身な考え方の人が結構いますがそうではなく、契約の範囲内で積極的に売上向上施策を行うべきだと私は思います。そうなれば本部にもメリットがあるからです。本部の収益構造を考えれば、このラーメン自販機の場合には加盟金で大金を取るよりも、フランチャイズ加盟店が成功してめちゃくちゃラーメンを売るほうが、本部はラーメンを卸売りしているので儲かるのです。なら当然本部も加盟店にはどんどん売り上げを伸ばしてほしい訳で、加盟店はそのためにどんどん本部に質問をして許可を得たうえで様々な施策を行っていけばよいわけです。(無許可の場合は大問題になります。なので積極的に経営しようとすると、どうしても本部との連絡頻度が増えていきます。)

 

そんな感じで私の場合には、当サイト「パチスロクロス」にも協力して頂き、広域商圏からの集客に大切な自販機の設置場所を伝えるツールの一つとして、YouTubeショートの動画を作成することにしました。当サイトの運営会社に依頼したので、そのうち目にするかもしれませんね。私はパチンコパチスロが大好きで毎日打ちに行くような生活をしていて業界入りしたのですが、時がたてばたつほど仕事としてのパチンコパチスロと私の好きなパチンコパチスロが違うものになってきて葛藤してきました。なので少し異業種で経営の勉強をしていこうかな、なんて考えからスタートしたラーメン自販機事業。みなさん、上手く行くことを祈ってください(笑)

 

それではまた来週!

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