【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年10月26日

慣れない生き物

前回で「人間とは慣れる生き物だ」との高説を垂れ流したわけですが、そこは人間……なかなか慣れない、慣れにくい事柄もやはりあり。というか、年齢が進むとともに色々なものに慣れにくくなってきた気がするなぁ。歳をとると頑固になるとは太古から伝えられる人間のサガですけれども、歳をとっても早めに新しいものに対応できるよう生きていきたいものですね。

 

そんなわけで、今回は私的「慣れない」話でも。人間とは1週間で〜〜みたいなことを前回記しましたけれど……うん、パチンコ関係は結構すぐ慣れるんだがなぁ。

 

 

慣れないことですぐ思い浮かぶ私的第一、それは「冷蔵庫」。冷蔵庫といえば現代に置ける文明の利器No.1(ちなみにNo.2は電子レンジ)、とても便利で、人類の生活にそれはそれは重要な物品であるわけですが。現代人には欠かせないブツであるはずなのに、私とはそれから10年以上離れた暮らしをしていましたのでね。

 

どういうことかと言いますと、とにかく冷蔵庫の中に何があるのか、という点をまったく考えなくなったのです。考えないというか、もう認識すらしていない。長年に渡って「そんなものはない」暮らしをしていたためでしょうか、冷蔵庫のなかにあるものをとにかくまったく覚えていない。

 

これの何が困るって、私とは稼働後にコンビニやスーパー等々へ酒とつまみを仕込みに行ってそれで夜な夜な酒宴を開催することを常とする人間であるわけですが、これのせいで「家にあるものが分からない」ため、余計なものを買ったり、逆に買わなかったりしてしまう。こう書くと、ちょっと普通の人間から逸脱してしまっているような気がしますね……。約10年間の外暮らしでこうなったので、10年間内暮らしをしたら治るのだろうか。

 

 

そして第二、それは「朝起きない」。この件はここに過去何度も何度も何度も何度も記しておりますが、私という者は○時間パックで○円とか延長30分毎に550円とかの縛りがないと、なかなか朝起きない者なのです。具体的に言うと家と車中泊、この2つについては、本当になかなか起きない。

 

逆に、実家はわりとちゃんと起きるのですよね。実家だって料金が取られるわけでないのに、いったい何が違うのか……って、この能力については無いと社会生活が難しくなるので、できる限り早急になんとかしないととは思います。

 

 

第三、それは「言葉」について。ここしばらく私は主に近所地域で稼働していて、ここもみちのくゆえ当然その土地の言葉、方言があるわけですけれど、私はいつまで経ってもそれが使えない。というか、もう20年近くも居を置いていて使えないって、それは少しおかしいのでなかろうか。

 

理由のひとつとして、私のネイティブ言語である「庄内弁」というものが、この土地の言葉とだいぶ遠い言語であることが考えられます。距離的なものもあるし、みちのく的な部分もあるゆえ似たようなところもあるのですけれど、この土地の友達にも「まったく違う」とよく言われます。特にイントネーションが違うのがな……。ここは私もなかなか慣れず、上手く使えない、使う気持ちが薄れる理由のひとつなのかなとは思っています。

 

かといって、私的第二公用語である標準語を使えるかといったら、この土地でそれを使った日には外来種認定されてしまう。といっても、若い世代はもうどこもかしこもみんな標準語なのですけどもね。上の世代が多いパチンコ店、特に海島では、この言葉問題がなかなかどうして引っかかってくるとは昔から感じています。

 

 

ということで、この私的慣れない上記三種を見て思う点としては、通常の人間からどんどんかけ離れていっている……のかもしれない。それは置いておいても、とりあえず「一所に留まることに向いていない人間」ということになりそうな気がする。性格的性向的には一所向きと思われるのに、能力的にはあまり一所向きでなさそうというこのジレンマ。まあ、そろそろご近所も難しそうだし、慣れ能力を鍛えることなくまた旅立ちとなりそうな。

 

それが良いのか悪いのか。うん、まあそれは私の「旅」がすべて終わってから考えましょうか。

 

 

といったあたりで、また次週。

スポンサーリンク