【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年10月09日

パチンコ屋運営企業がパチンコ離れしているよ

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

閉店店舗が止まりませんね。最近の閉店店舗はまた違うチェーン店が入って新規グランドオープン!なんてことも無く、単純に店舗数が減っていく閉店が多いです。話によると家賃交渉で都心はドラッグストア、郊外は回転寿司に負けてしまう状況らしく、パチンコ店がお金持ち!みたいなイメージはもう昔話になってしまった模様です。以前は大抵パチンコ店の後はまた違う会社のパチンコ店でお客様も「次の店は出すかなぁ」なんて言っていたのに寂しい限りですね。ところが最近、パチンコ店を閉店して公営競技の車券場、舟券場に衣替え、今まで通りにパチンコ経営企業が運営するという事例が出てきています。もちろんパチンコ店の出店よりも住民や行政、市議会などの承認を得ないといけないのでパチンコ店以上に簡単には出店できないのですが、地域と共生してきたパチンコ店であれば、所轄警察署とも良い関係でしょうし、地域住民とも何も問題も無いから公営競技への移行も難しくないのでしょう。

 

例えば「サテライト寄居花園」という場外車券場が埼玉県にありますが、ここの運営はその昔、パチンコ業界で天下を取ったオータさんがやっています。マルハンさんがまだ全国展開していない頃に天下を取っていたオータさん、そんなパチンコ店運営企業でもパチンコを諦めて公営競技のほうへ足を踏み入れるのですからやはりパチンコ業界は厳しいですね。Twitterで見かけましたが、あるお店はスマートスロット導入の為にホールコンピューター変更に景品POS変更もしなくてはならず、台あたり300万円レベルの経費が掛かったみたいです。もちろんこれ、負担するのは…なんて暗い話は止めましょうね♪ 依存症対策ばっちりな遊技機なのですから安心安全です♪ ただこのスマート遊技機が上手く行けば新台入替を双方向通信を使ってソフト交換で済ませて安くあげる、なんてことも可能性としては出来るようになってくるのかと思っていますし、時代に即してそうなっていくべきであるとも思います。

 

話しを戻しますが、このようにスマート遊技機一部導入だけでもこんなにお金が掛かり、半導体不足の影響で欲しいと言っても確保できない。そんな状況ではパチンコ業界から別事業へ転業しようと思ってもおかしくないですよね。パチンコと違い公営競技業界は何度もこのコラムで触れているように売り上げが伸びています。そして若者が流入しています。つまり将来性があるのです。パチンコ業界の場合、ある意味博打的に「スマート遊技機、頼むぞ!」みたいな部分があって、そこに初心者や若者をお店にまで足を運ばせる要因があまり見つかりません。業界内でさかんに宣伝して盛り上がっても、こればかりは来店しないお客様には届かないのです。旬の事業に投資していくのは当然かと思います。例えば四国でも有名なチェーン店企業が今度BTSを開設します。BTSってあの韓国のグループでは無いですよ!ボートレースチケットショップです。つまり場外舟券場です。四国でもかなりの店舗を持つチェーン店がパチンコ店を閉店して場外舟券場に衣替え。これはオータさん同様にある意味で実験的なのかもしれませんね。

 

 

このようなパチンコ店から場外車券場、場外舟券場への転業の成功事例を持っていると、今後に閉店するパチンコ店が出てきた場合の選択肢が増えていき、過去の許可取りの成功事例を生かして他社より優位に立つことが出来ます。そしてCMでもご存じの通り、広告宣伝規制が公営競技はパチンコほど厳しくないので、様々なイベントで集客出来ますし、有名予想家や元選手のいわゆる「来店イベント」も盛んです。また、「未確定車券抽選会」というものがあり、まだレース発走していない車券を購入してもらい、その金額ごとにガラポン抽選を行って商品が当たる!なんて催しも競輪場、サテライトでは盛んです。これはパチンコ営業の現場を若手に任せて、4号機時代に会社を支えた功労者が働くのにはちょうど良いのではないでしょうか?4号機営業時代に培った煽り営業が生かされるのですから。このように公営競技に進出する事例が増えてきました。今後もパチンコ業界の状況によっては後を追う企業も出てきそうですが、本当にハードルは高いみたいですね。関東の某チェーンも一時期競輪のサテライト運営に興味を持ちチャレンジしたけど失敗したみたいですから。

 

それではまた来週!

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