【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年09月06日

スマート遊技機がいよいよ始動の模様

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

9月1日、いよいよ正式にスマートパチスロの発売が発表されました。ファンが実際に触れるのは11月21日以降という事で、業界用語的な表現を使えば11月20日トップ納品です。この納期で導入されるのは4機種となり、スマート遊技機は型式の頭に「L」が付くみたいです。1機種目はオリンピアさんの「LバキL3」になります。2機種目はSANKYOさんの「L革命機ヴァルヴレイヴ」、3機種目が「L HEY!エリートサラリーマン鏡PA4」、4機種目が「LアナザーリノヘブンCC」となっています。呼び方も辿っていけば「封入式」と呼ばれた時代から、「ECOパチ」、そして「管理遊技機」となり、「スマート遊技機」の誕生になった訳ですが、その昔、封入式と呼ばれていたころは、封入式なのでもちろん玉、メダルをお客様が触らないで遊技出来るというのはもちろんですが、パチンコであればガラスが開かないのでお店が釘を触れない、とか、ステンレスの球を使うので磁石ゴト防止になる、とか、共通枠を使うので導入後に入替の際の店舗負担が減る、なんて話が聞こえてきていました。

 

今回のスマート遊技機を見ると、当然コスト的な部分を押さえなくてはいけないとか、型式の問題のような法律的な部分の事とか理由はありますが、ホールが喜びそうな部分が「封入式」から「スマート遊技機」への移行の途中でいつの間にか無くなってしまったような気がします。極端な言い方をすればその昔、店舗でのプリペイドハウスカードの要件の緩和の話しがいつの間にか全国共通カード構想にすり替わってしまい、CR機導入はホール団体のたっての要望!みたいな流れになってしまったのと似ていますね。いや、違うという人も居るでしょうけど自分はそんな気がします。各業界団体のトップを担うような方々は依存症対策という言葉をよく使いますが、これもそもそも依存症ビジネスな人達にパチンコ業界が狙われてしまったからという側面も強く、パチンコユーザーにおける本当の意味での依存症とはどの程度なのか?どれだけの比率で存在するのか?なんて疑問は置いてきぼりです。そんなスマート遊技機ですが、すべてを批判しているわけではありません。当然きっかけになる可能性は秘めているけど、今はまだ…というのが私の考えです。

 

その考えと言うものは業界団体幹部の中でも比較的若手となるサミーHDの里見治紀社長の発言、これが私もその通りだと共感できる内容でした。言葉をお借りすると「世の中は今、若者中心にお財布を持たない世代が出ているキャッシュレス社会です。高額の現金を持ち歩くのはホール様に遊びに行くときだけ。我々も将来のデジタル化に備えて、利便性の追求や社会の要請に、このスマート遊技機でこたえられるようにしていきたいと思います。そして双方向の通信機能。現行規則では認められておりませんが、我々としては遊技への没入感を高められるかを検討してまいります。(中略)ソフトウェアをアップデートすることでハードウェアの価値を高めることは技術的に可能です。こうしたことが遊技業界で認められるためには、どういうことが出来ればよいのか。スマート遊技機を足掛かりに、業界を再度発展させていくことに寄与していきたいと考えております」との事です。つまりスマート遊技機はあくまで変化の始まり、改革の始まりであり、まずは現在、社会的にもコロナウイルス感染症の影響下にて急速に伸びている「キャッシュレス」の導入です。私個人の考えですが、このキャッシュレス導入が無いと若者がパチンコパチスロに再度振り向くきっかけにはならないのか?そんな気持ちを持っています。

 

出店時を考えればスマート遊技機普及でコスト削減、遊技性向上、感染症対策から様々な利点があり、今のお店でもたまに見かける円形島はもちろんのこと、例えばパチンコとパチスロが交互に設置っされていたりするのもスマート遊技機なら島設備不要な為に簡単に作れそうです。スペックという部分を見れば当然緩和されているので今よりも今遊技しているファンが望む方向に改善されるのは事実でしょう。しかしながら今まで離脱していったお客様、特に若者がパチンコ、パチスロへの参加をあまりしていない現状を変えて行かないと、将来性がありません。その若者を呼ぶのに最低でもキャッシュレス対応は必用なのかな?と私は思います。例えば公営競技ではボートレース業界が売上絶好調ですが、こうなるまでには既存ファンを見るのではなく、時には切り捨ててでも新しいファンを取り込むための改革というものを行ってきたからこそ今があります。その結果、古くからのマニア化したファンがいったん離れて売り上げも落ちますが、若いファンの獲得に成功して、「100円から遊べてレースの決着=遊技の結果が出るまでの起承転結の時間が掛からない」というものが若者の心をつかみ、ネット投票をする人たちの為に今までの専門誌で詳しく情報を…というスタイルからインターネットやSNSでの情報発信量を増やすことで、見事に今ではパチンコ以上に若者の参加率が高くなっています。

 

これはボートレース改革当初の若者が、当時は100円で3点買いなどで楽しんでいても、年数が過ぎて収入も増えて、参加金額が増えれば当然ボートレース業界の売り上げ自体も上がります。また生まれながらにインターネットが身近にあるので株、暗号通貨、FXなどをゲーム感覚で体験し、中には大儲けする若者も増えています。その人たちにとってはボートレースはギャンブルではなく「投資」の感覚なので、ギャンブルとして考える客層よりも考えが長期的です。2000円儲けるには1000円を3000円にしよう、なんてギャンブル的な考えではなく、100000円を102000円になるように、ハズレないように買い目は増やそう、なんて購入方法になります。そういう人達にパチンコという遊びが訴求出来ない状況を何かで変えて参加してもらわないといけませんよね。お店にいわゆる「軍団」みたいな人が生まれるのも同様で、期待値105%だから、一人で10万円使ったら5000円勝てる。なら20人集めて…という投資的な考えなのです。スマート遊技機の登場でこれからパチンコ業界も変革していき、その変化を受け入れるお店、受け入れずに延命営業をするお店、スパッと閉店するお店、色々出てくると思います。しかし今までの「内規変更」とかと違い、見た目からしてスマート遊技機は「変化が目で見てわかる」ものになっています。ぜひともパチンコ業界の変化のきっかけになって欲しいですね。

 

それではまた来週!

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