【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年08月29日

値上げの秋と生活スタイルの変化

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

ウクライナ情勢の影響、と言って各種値上げが相次いでいる本年ですが、本格化するのはこの後で、この秋からも更に一般消費者にとっては苦しい「値上げの秋」になってきそうです。先週はパチンコ店の閉店の話をしましたが、なにもパチンコ店だけが苦しいのではなく新型コロナウイルス感染症の影響で、集客を必要とする商売は苦戦しています。これはコロナの影響で生活スタイルの変化というものが予想以上に早く進んだ、と言う事が大きいでしょう。良い面で見ればやはり非接触というキーワードのジャンルの普及が予想以上に早まったと言う事です。例えば電子決済、例えば電子契約、オンラインミーティングにオンラインでの商談、置き配による再配達での不効率の是正、出前館やウーバーイーツなどのテイクアウト需要の拡大とテイクアウト関連の売り上げアップ等です。そしてリモートワークの普及、これはコロナまん延による対策だったはずが、実施してみたら業務の大半はリモートワークでも困らない、なんて事がわかり企業としても通勤交通費の負担などが減るので普及していきましたね。なのでスーツの売り上げが下がっているみたいです。

 

こんな感じで現状ではコロナの影響で、と片付けていますが、実はその中にはコロナの感染がひと段落しても元には戻らない物が多数潜んでいるような気がします。それが生活スタイルの変化を要因としていれば、一度習慣になったものを変えるのは結構大変ですよね。そして流行というものは若者が関わって作られるものが多いので、若者がデリバリーに慣れている現状で、コロナがひと段落してまた店舗型のお店に集うようになるでしょうか?もちろん可能性はゼロではありませんが、そうなるまでにまた時間が掛かると思います。例えばデリバリーの人材が圧倒的に不足して今の様に注文してもすぐに届かないなど…YouTubeを始める人が増えたのもこのような巣ごもり需要に若者の需要、そして収益化したとしてもそれこそアルバイト収入程度に考えている人で、それ一本での生活は考えていない人などが増えている感じがします。つまり現在の40代以上が当たり前と思っていた「一つの会社で勤め上げる」「転職回数が多いのは何かその人に問題がある」なんて考えは全く今の時代にそぐわない考えで、収入の柱を複数持つことでリスクヘッジする時代になった、とも言えるわけです。

 

コロナが発生してもう2年以上。当初はコロナ特例の融資に給付金に補助金に支援金にと手厚かったのですが、財源は税金。当然今年は物凄い感染者数になっても「まん防」すら発令されません。コロナ当初にこのような制度を上手く利用して、それを将来へ投資できたところは生き残ってるのでしょうけど、単純に「食いつなぐことが出来た」程度で未来への対策をしていなかった所は、結局この夏の感染者激増でトドメを刺されているところも多い模様です。ホリエモンなども言っていますが、今は日本は金利が安い。と言う事は事業の利回りが低めでもプラスになる可能性が高金利時代より高いと言う事です。融資を受けてでも積極的に動く事により、今までの業種の副業が本業になっている場合もありますし、生活様式の変化にうまく寄り添って事業を起こして成功している人も多いかと思われます。また、国からの補助金や助成金が出る「無料PCR検査場」もビジネスという視点で見れば短期ではありますが需要が供給を上回っているので稼げるし、補助金支給と言う事で取りっぱぐれもない固いビジネスということになりそうです。持ち帰り需要と言う部分で今までよりも外食頻度がさがり家庭で食事をする機会が増えれば当然主婦の負担は増加します。たまには楽したい。そのような需要が生まれるからこそ冷凍食品の需要が伸びるのです。そして供給量が増えて競争が起きるので、安くておいしい冷凍食品が増えてくるのです。

 

この秋更に様々なものが値上げになると、飲食店などはお客様への提供価格を値上げするか否かの決断を迫られます。そんな状況ですので値上げして物価が上がる事が無いと当然賃金なんて上がりません。スタッフの雇用も時給だけでなく社会保険料負担もありますし、規模が小さいほど求人広告費用が大きく圧迫してきます。ただでさえ労働者人口、それも若者が少ない状況なので希望するような人材と巡り合うには求人広告を1週間程度出しただけではまず無理でしょう。飲食、サービス業はもともとそのような土壌がありますが、受けるサービス、商品が高品質な割に安価なのは、実はスタッフのサービス残業などがあるから可能な価格だったりするのです。小麦なんかが高騰しているのでラーメン屋さんなんかは本当に大変だと思います。原価率を下げて味が下がればお客様は離れる。人件費を削るとテーブルの片づけに時間が掛かり回転率が落ちて売り上げが落ちる。適正な原価率を守り千円以上の価格にすると、ネットで「高いよね」と叩かれる。お客様商売だとそう簡単には値上げできないですよね。パチンコ業界も同じです。機械代が上がった、設備投資が必要だった、と、そのお金をそのままお客様に対して値上げという形で反映するとたちまちお客様は来なくなってしまいます。いや、実際には負けるからパチンコ店に行きたくても行けないのです。それをお店が負担すれば…先ほどのラーメン屋さんの話しと同じで経営が成り立ちません。つまり業界が縮小します。

 

業界が縮小したから以前の利益を確保するためにまた供給側が値上げをして…なんて感じで既に税抜き約50万円の遊技機価格、スマート遊技機になったらいったい幾らで販売されるのでしょうか? 当初の話に合った「共通枠になるから初期導入以後の入替費用負担が減る」とか、「ステンレスの球を使うから磁石ゴトなどの被害に遭わない」なんて話はどこかに行ってしまい、結局「スマート遊技機を使うなら、専用ユニットが無いと使えないからユニット交換も宜しくね♪」なんて話になっています。もちろん島設備が不要になるので島設備メーカーの最後の稼ぎ時なのは理解しますけど……。結局パチンコ業界もコロナでの生活様式の変化がパチンコ業界内の変化を早めた側面は否定できません。なのでスマート遊技機が支持される時代はいずれ来るのかもしれませんが、新規でお店を営業する場合、島設備が不要になるので既存店舗を改装するより新規でスマート遊技機専門店を立ち上げたほうが効率よいかもしれません。やはりお金持ち以外の普通の経営者は一旦様子を見て…となりそうですね。この生活様式の変化に置いて伸びているジャンルに投資するほうがリターンが期待できて、そのリターンでまたパチンコ業界が良くなったら再進出をすればよいのですから。しかし経営と言う視点では値上げ(利益率UP)に踏み切り設備投資をして新規に集客と言う方法が結果としてお客様を集めそうな気がします。経費削減ばかりでは「集客」という部分に置いて大きなハンディを背負うので。まだ、秋からの値上げは食品などばかり注目されていますが、業界人としてはスマート遊技機の価格設定にも注目していきたいと思います。

 

それではまた来週!

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