【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年08月21日

全国6000店舗体制は来るのか?

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

今回はパチンコ店の店舗数についての話しです。前回言いましたが「スマート遊技機の登場により、業界がスマートに縮小される」なんてのが冗談とも思えない状況になってきたからです。2018年にはかろうじてまだ10000店舗あったパチンコ店も新規則機への移行に新型コロナウイルス流行と言う今も継続中の問題が起こり急速に閉店店舗は増えています。そして現在進行中でコロナウイルスの感染者数。冷静に考えれば2年前の緊急事態宣言時以上に感染者数は増大しているのです。そこへスマート遊技機の登場、更に2024年には新札切り替えがあります。そのようなファンも理解している目立つ問題がクルーズアップされていますが、実はパチンコ業界にはもう一つ、「インボイス方式」の問題があります。

 

全てのパチンコ店は3店方式にてパチンコ店が提供した賞品を、お客様が「勝手にお客様の意思で」、お店の近くに「偶然ある古物商」に売るのが当たり前になっています。この当たり前に見える中にインボイス制度の問題が隠れています。この「古物商」は買い取った賞品を「集荷場」や「問屋」に売却、それをお店が買う訳です。当然売るのですから利益を乗せなくてはいけませんし、消費税が掛かってきます。消費税非課税になるような売上では「古物商」は営業出来ません。詳しいことは今回は触れませんが、このインボイス問題もやっかいなのです。この先を見据えての閉店も多い中、どんな店が閉店しているのかを見ていくと、都心部と郊外では事情が異なります。都心部は立地には問題が無い好立地のお店がかなり閉店しています。立地は良いのですが「地域最低設置台数」だったりする小型店舗ほど苦しかったりしていますね。当然立地が良ければ家賃も高い。某●スパ●のように地面から買ってしまいパチンコ店を営業するような大手とは同じ土俵で戦えません。好立地ということは大手が当然のように出店する訳で、そのようなお店と戦うとなると設置台数の少ない店にはキツいでしょう。

 

また郊外に目を向けるとどうように大手との闘いに負けて撤退するお店もあるにはあるのですが、大手すら出店してこない地域で営業しており、単独では集客できなかった、というパターンのお店もある模様です。周囲には競合店も無い、ということは逆に言えば大手も出店しないようなパチンコビジネスには厳しい立地とも言えそうです。この他にも大手チェーン店は新店を出す一方で店舗の閉店、統合も積極的に行っています。大型店舗1店舗出店の陰で、小型店舗を2店舗閉店などの事例は多数見かけますね。現在まだスマート遊技機の価格すら発表されていない段階でこれだけ閉店店舗が増えています。逆に言えば今閉店しない店舗は6号機の新基準時代になるとわかった時に、「機械全て入替でお金はかかるけど頑張っていこう」と思っていたからこそ、今まで営業していた訳です。6号機、P機時代に悲観していたら、そこで閉店と言う選択をしていれば無駄な機械も買わなかった訳です。スマート遊技機、新札発行などの事は期日こそはっきりしていなくてもおおまかには時期が予測できていますので、現場がわかっているだけでなく、オーナーレベルが任せきりではなく、自ら勉強しているような環境で無いと、早期決断は難しかったのでしょう。

 

店舗数の減少は当然そこを生き抜いた企業にとっては競争が少なくなり利益を期待できる「ハズ」ですが、例えば競争があったから1000人のお客様を3店舗で取り合っていたのに、競争が無くなり1店舗になって300人しかその地域にお客様が来ない可能性もある訳です。パチンコ店は同業との競争があるからこそ、イベントを企画したり新台入替を行ったり、コンパニオンを呼んだりと色々な施策を行ってきた歴史があります。競争が無いなら多分行わなくなるでしょう。それでもヘビーユーザーは打ちに行くかもしれません。しかしヘビーユーザーほどそのようなお店の施策に敏感なので、来店頻度が落ちるかもしれませんね。つまり競争が無くなると言う事は「絶対必要なもの」であれば主導権を握れます。例えば電気。新電力会社が多数出来ましたが、今回のようなインフレになれば結局は送電設備や発電所を自前で持っている電気会社が強いのは自明の理です。結局競争にはなっていないのです。そうなれば電気代を値上げされても、皆さん「もう●●電力から電気は買わない!」なんて言えませんよね、他から電気買えない状況なんですから。パチンコの場合には他の店が無くて、「もう●●店には行かない!」となっても生きていけます。パチンコを打たないという選択肢があるからです。

 

つまり今のパチンコ業界は様々な改革こそあって変化していますが、その変化のベクトルがマニアの喜ぶ方向ばかりでライトユーザーの喜ぶ方向とは違う方向に改革していっているから業界が縮小していくのだと思うのです。新日本プロレスを買収したブシロードの社長が言っていましたが「すべてのジャンルはマニアが潰す」のです。パチンコ業界人は当然一般的な人より詳しい知識を持って機械を製造、開発、運用しています。業界人が「こうすればもっと便利になる」「こうしたほうがリーチで興奮出来てアツくなり面白い」「こうすれば使いやすくなる」なんてのが実は既にマニア化の兆しかもしれません。何故なら一般ユーザーは今の状況ですら初めて見るサービスである可能性が高いのです。なのにマニア化した視点で機械を作るから、ナンバーランプも見えないような枠になり、チャンスアップ演出がフルに来ないとハズれる赤保留先読みからのSPリーチがあったりする、過剰演出、過剰サービスが当たり前になるのです。やはり新しいパチンコファンが参加して参加人口が増えながら、今までのパチンコ業界の常識にNOを突き付けて変化していく、このような形が私は健全な発展だと思うのです。しかしながらスマート遊技機は「有利区間が~」とか「大当り確率が~」とか、改善部分がマニアな部分だけで、玉、メダルを触らずに遊技出来るという部分がかろうじて新規参入ファンに訴求できるかもしれない、といった程度です。なので私はこれからも閉店店舗が増えて、6000店舗近くなり地域にはパチンコ店が1店舗、競争が無いからあまり出さなくて…なんて未来を想像しちゃいます。

 

それではまた来週!

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