【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年05月30日

集客トレンドの変化④

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

アイドル店員、会いに行ったことは無くても聞いたことはあると思います。お店のスタッフ、主に女性がアカウントを開設してお店の宣伝が一応メインなのですが時には私生活まで呟く奴です。確かにツイッターのアカウント開設と運用は上手くやれば予算も掛からずにお店の認知度を上げることが出来、そして承認欲求の強い女性スタッフであれば、「いいね」の数が増えていけば仕事へのモチベーションが上がるという効果もあります。AKB48からメジャーになってきたいわゆる「会えるアイドル」路線でお店に行けば店員と言う事で会える訳ですから、集客につながる、そういう考えにもなるのかと思います。

 

広告宣伝規制に付随して各地域では折込チラシの自主規制などをする地域も多く、やはり集客策と言うのはどの店も頭を痛める問題だと思います。しかし野放しにすれば先週までで触れてきたライターイベント、雑誌取材イベントなどでやり過ぎる店舗や媒体が出てきますので、この規制はある意味仕方ないのかと思います。よく聞くのがチラシを入れて良い日が「承認通知受領日」のみ!という奴。この「承認通知」というものは業界人以外はあまりなじみが無いと思いますので説明していきます。パチンコ店は新台を入れ替える際に「〇月〇日に新装開店したいので機械を入れ替えます」という内容の「変更承認申請」という申請を概ね1週間前に所轄の警察署へ提出します。そして実地検査を終えて「承認通知書」というものを所轄の警察署から受領して、初めて新台をお客様が遊技して良い事になります。

 

この「承認通知書」を受け取る前にお客様が新台を遊技した場合、それは「無承認変更」という事で裏基板を取り付けたのと同様の重い罰則が待っています。話を戻しますが、「承認通知書を受領した日」のみ折込チラシOKという自主規制は、リニューアルオープンなどで承認通知書を受領した日以外での新装開店をする場合をのぞいて基本は新装開店初日になります。つまり、新装開店初日以外の折込チラシを規制する=空チラシを打てない、ということになります。これは広告宣伝規制でイベントチラシを禁止しても、週末の集客できる日には「お取り寄せ景品〇〇入荷!」などのチラシを入れて、この〇〇が特定機種を示唆したり、なんてお店もありました。また、「トイレにウォシュレット導入でリニューアルオープン!」なんてチラシを入れて警察に怒られたお店も実在します。これはこの地域のチラシのルールが「新台入替初日のみとする。(但しグランドオープン期間、リニューアルオープン期間を除く)」なんてルールだったので、リニューアルオープンと言う事でチラシを入れたのが原因でした。

 

このような事例があったので、その後リニューアルオープンは「変更承認申請を伴うもの。変更届程度の軽微な変更はリニューアルとは認めない。」なんて見解の地域が多数出てきました。つまり盲点を突く店が出てくるから、どんどん厳しくなっていくのです。一応SNSでの著しく射幸心をそそるおそれのある広告宣伝は取り締まりを受けている事例もありますが、このアイドル店員のツイッターでの呟きは、イベントや特定機種示唆で煽ることもほぼ無く、新装開店や景品入荷の事実の告知をするだけがメインであり、もっと言えば呟く内容よりもアイドル店員のルックスが大事だったり、お店に行くと常に出勤していて会えるとか、良いか悪いかは置いといて射幸心をそそるおそれの無い広告宣伝手段として認知され、費用も掛からないので様々なお店で店舗アカウントとは別にアイドル店員アカウントを作ったりするのが流行しました。

 

もちろん費用対効果は高い、という考えは運用が上手く行けばの話。炎上対策もしないといけませんし、何しろお店に行けば会えてしまうので、色々起きる可能性もあります。そういうある意味危機管理を兼ねて、アカウントは女性スタッフの写真ですが運用は別の人が行っていたり、アイドル店員さん自体を派遣する人材派遣会社さんも増えてきました。雑誌イベント全盛時にはよく、店内にコンパニオンが居たと思いますが、雑誌取材イベントが減ると言う事は彼女たちの仕事も減ると言う事になります。このアイドル店員ブームはある意味コンパニオン業界には追い風になったのかもしれません。しかしながらこの施策、お店の認知度は良くも悪くも上がりますがお店の魅力よりもアイドル店員の魅力で集客したお客様。酷い場合には来店はするけど遊技しない、なんてお客様も多数いる模様です。そして一緒に写真撮影をする際に必要以上に距離を詰めたり接触したり…なんてお客様もいるらしく、アイドル店員さんが指摘すると「人気だからと調子に乗ってる」などとネット上で非難されたりもして、その女の子が病んでしまったり、様々な表に出ない問題を生んでしまった模様です。

 

そういえば最近あの子のツイート見ないなぁ…なんて事を皆様も感じたことがあるかもしれませんが、そうやってフェードアウトしていくアカウントも多数あり、その裏事情にはそのようなお客様が原因だったりするのです。お店の管理者もアカウントの管理まではなんとか頑張って行っても、そのアイドル店員役の子のフォローまではなかなか出来ないのが現実でしょう。だってマネージャー職じゃないのですから。誰でもできるならマネージャー職なんて職業になりませんよね?職業になると言う事はそれだけ必要とされていて大変な仕事だという事です。今回参議院選挙に絡めて「広告宣伝規制の緩和」というものを業界人が必要としている話を見かけますが、私も大筋で賛成です。アイドル店員ブームはSNSを使った広告宣伝として費用が掛からないので始めやすいですが、その一方でアカウントを運用するスタッフさんのやりがい搾取、と言えば大袈裟ですがスタッフさんの努力によって成り立っています。そして先ほども触れましたが非常識なお客様との対応もお店の看板を背負って行わないといけません。普通に広告宣伝が可能であれば、本当にアカウント管理が可能なお店しかこのような手法は取らなかったでしょう。

 

とにかくこの業界、規制緩和されると「OKなんだ!」とやり過ぎたり攻めすぎるお店やメーカーが多数で、この「やり過ぎ」が今までも規制緩和からの規制というループを生んでいました。集客方法も紙媒体からインターネット広告やインフルエンサーの活用などの変化のスピードがコロナの影響でより早まっている気がします。そして1000台以上のパチンコ店と小型店で同じ集客策をするのは商圏の範囲が違うのだからおかしいと思います。これからの集客策はお店の大型化と同様に広範囲の集客が必要な大型店と足元商圏を固めるだけでそこそこの稼働が取れる小型店とで意外と利用するツールが変わってくるのでは?そんな気がします。

 

それではまた来週!

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