【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年05月22日

集客トレンドの変化③

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

前回はライターや雑誌取材イベント全盛期でイベントがもう常連客の為の出玉還元から雑誌、ライターなどの関係者や軍団の為のものになっていくまでを書きました。その背景には役職者の定期的な異動があり、「自分の店」という意識が希薄になったのも関係しているのではないか?なんてことも触れました。これはネット社会になり情報を取りに行く人達にとって、簡単に情報が入手できる時代になり、情報の取捨選択も求められる時代になったという事も言えます。今考えれば笑ってしまいますが、90年代の開店プロ全盛期はFAXや伝言ダイヤルで情報を流して共有したりしていて、仲間内以外にはあまり情報は洩れませんでした。なのでその人たちもお店と共存共栄と言う考えが当たり前にあり、夕方5時や6時にはどんなに出ていても帰るなど暗黙のルールがありました。

 

しかしネット社会では情報は誰もが取りに行ける時代。結果情報を集約して身内にのみ伝達する元締め役は不要となり、そのような「組織」から、もっと小さいグループで活動するようになった「軍団」が生まれ、抽選入場の良い番号を引くための「引き子」や押さえた台を日当を貰い打つだけの「打ち子」などのアルバイトが生まれてきました。なので雑誌取材ブーム末期には並んでいるのが軍団員だらけ、なんてお店が多かったのはお客様のほうが知っているのではないでしょうか?ただ、軍団が出始めた当初はそれなりにお店もしたたかで、「ガセイベント」を仕掛けて軍団員から巻き上げたりもしていました。これは軍団のいわゆる「打ち子」の中には知識も無くただ仕事として指定された台を打つだけなので、ガセイベントに騙されてもそれを自分で判別出来ないという弱点があるからです。これが5号機になると出玉力が落ちた分設定を使っていることをアピール出来るようにと「確定演出」や「設定示唆演出」が多く使われるようになりました。このお陰で「打ち子」を使う軍団には更に効率よい環境が整ったわけです。

 

このような背景に加えて「広告宣伝規制」というものが始まり、雑誌取材系イベントの伝家の宝刀「イベントではなく取材です」とか「広告ページの撮影です」なんて逃げ道が塞がれました。その結果、いわゆる「旧特定日」というものを強くしたいという思惑がお店にも生まれ、お店側も集客の為に軍団が喜ぶような営業をするようになったのです。具体的には毎回「旧特定日」にはお店のメイン機種を全6にしたり、カド台を全て6にしたり……。つまり引き子を使って数の力で入場順番の早い番号を確保して、特定機種を確保すれば高確率で打ち子にアルバイト代を払っても勝てるのです。それも設定示唆演出全盛の時代。クレジット2枚入れの手入れ1枚で・・・なんて初代ニューパルのような設定判別の知識は必要ありません。液晶の画面や演出を軍団長に報告してGOサインが出れば全ツッパするだけの簡単な打ち子業務。ひどい軍団になると1機種~2機種を軍団で押さえ、すぐに食事休憩。軍団員以外が打っているのを後ろから見て、6確定演出が出たらその機種が全6の可能性が高いからと初めてお金を使ったりするわけです。

 

はっきりいって軍団を生んだ責任はお店の側が面倒くさい事をしないで集客したい、宣伝したい、並びをアピールしたい、という考えも要因の一つかと思います。最初に行ったように軍団の稼働で出来た数字でも、本社はお客様の顔まで見ていません。単純に「旧特定日が強くなってお店も良くなってきてるね」なんて評価されているかもしれません。その一方で何も努力していないのに軍団に文句ばかり言う一般のお客様もいる訳で、ここではだれが悪いとかは言うつもりはありませんが、軍団の中にはほかのお客様に迷惑行為や不快感を与える立ち回り(他人の遊技を後ろから張り付いて見学して確定演出が出るかを確認するなど)をする者も多いので、他のお客様から嫌われるのでしょう。広告宣伝規制当初は軍団の並ぶ姿を自店の広告になると思う店長も多かったとは思いますが、今のトレンドは「軍団対策をきちんとやる」になっていますね。試しにお店の遊技規則と言うものに目を通してみてはいかがでしょうか?よく、出入り禁止の根拠になる「遊技規則」ですが、これはお客様が普通に見ることが出来る場所に掲示していないと効力を持ちません。

 

例えばお客様が入れない事務所の中にだけ遊技ルールがあっても、それは効力を持ちません。一方でキチンと掲示されていればそのルールを根拠にして施設管理権を主張して退店をお願いすることも可能になります。私もパチンコの打ち子軍団の上の人間と話して退店してもらい、その後「自称弁護士」から電話が来て話しましたが(会っていないので弁護士というのが本当かウソかは未確認)店内ルールを整備して法律の話をきちんとすれば、驚くほど先方も話が分かる、というのが印象でした。多分無知な店が店内ルールなどを整備していない場合には喰われちゃうのでしょうけど……。

 

そんな軍団時代も下火になり、ツイッターをつかったいわゆる「晒し屋」と呼ばれるものや、「アイドル店員」と呼ばれるもので集客しようという試みが生まれてきます。もともと「晒し屋」はこのような各地のお店の「旧特定日」の出玉データを計算して台当たりどれだけ出しているのか?ガセイベントなのか?信頼できるのか?などを呟いていたアカウントの発展形だと思いますが、広告代理店にしてもツイッターのアカウントを作り呟くだけなので原価が掛からず利益率は高いかと思います。お店側も広告宣伝規制の中、「お客様の誰かが勝手に呟いており、お店は無関係」というスタイルを取れるために流行り出したのでしょう。アイドル店員はそれまでも女の子に奇抜な制服を着てもらったり、店員が女の子だけの店を作ったりしていたところからの発展形とも言えるでしょう。このようにツイッターを使っての集客策がメインの時代に移行していきます。5号機世代はツイッターでの情報収集は当たり前でしょうけど、このアイドル店員ブームも長くはなさそうですね。そこらへんは次回触れてみようかと思います。

 

それではまた来週!

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