【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2022年05月08日

集客トレンドの変化①

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

集客、これはどんな業種でも大切な事でパチンコ業界も例外ではありません。私が業界入りした平成初期などはまだ現金機も併設されているインターネットの無い時代で、メーカーの新台製造能力も低く毎月新台入替をする店が出始めるかどうか?なんて頃です。当然集客の目玉は新台入替で、そして出玉でした。これは多分お客様側の感覚としては昔話ではなく、今でもまずは新台と出玉なのではないでしょうか?

 

寿司屋とかに私は例えたりするのですが、大間のマグロを食べたいお客様に、「今日はカッパ巻きが赤字で提供しているからいっぱい食べて!」と言っても、そのお客様は値段が高くても大間のマグロを食べたいから寿司屋に来たわけで、無いなら別のすし屋に行くのです。パチンコ屋だとこの大間のマグロが最新台になる訳で、値段が高い(いっぱい負ける)のであっても新台を打ちたいのです。逆に言えばそういうお客様に昔の機種を赤字営業してもら、新台が無いのならそもそも来店しないのです。

 

その結果が出玉より最新機種導入で、もちろん最新機種を赤字営業するのがユーザーの求めるスタイルですが、それが出来ない状況で「最新台を必ずトップ導入してその機械代をお客様に負担してもらう」お店と、「最新台はあまり買わず古い機械で薄利営業する」お店、結果が早く出るの出るのは前者なのです。そこからイベント全盛期となりましたがイベントが流行ったのは機械性能も高いから。お店が出玉還元する原資はお客様の負けたお金です。広告も折込チラシは当然としてインターネット普及とともにメール配信で煽る手法が流行りました。

 

そこから雑誌での取材というスタイルが出てきてこれが受け入れられたのでフリーペーパー乱立という時代になるのですが、これはインターネットの普及により紙媒体が斜陽になるために、雑誌としての販売部数よりも収益を考えるとこの「雑誌取材」という名目の広告記事を掲載することで、ホールは「広告です」と言い、雑誌は「言論の自由と言うものが…」なんて言えたわけです。(当時は広告宣伝規制は無い)そのうちインターネットサイトが増えてきて生まれた時からネットがある世代が遊技出来る年齢になる頃は、雑誌はもうインターネットサイトへの導線としての存在や、広告料収入を得るための媒体でしかなくなってきます。

 

パチンコ業界だけでなく世間が変化しているので、求人誌でも同様に、タウン〇ークというフリーペーパーがありながら、そこに広告料を払い掲載することでタウンワークのサイト上でも求人広告が打てます。実際応募者はほぼネット経由でフリーペーパーを見て応募する人は年間でも居るか居ないか?程度なのです。こうなってくると資本力の無いフリーペーパーは淘汰されるので、資本力のある雑誌広告からヒントを得て、取材という名前のイベントを販売する手法が流行り出します。これは「お店が情報を出してもお店に信用が無いので効果が薄い」お店と「雑誌取材と言う名目で収益を上げられ、雑誌の名前も知ってもらえる」雑誌側の利害が一致した結果です。

 

雑誌の販売するイベントにより独自のルールを作り、そのルールの中で雑誌上で参加店舗を紹介する。そうなると他店と比較されやすいのでお店は全力で頑張ることになり、結果「雑誌取材軍団」みたいな人たちが生まれます。そういう雑誌イベントばかりを渡り歩き収益を上げるグループです。雑誌が取材で写真撮影して見栄えがいいように、そしてインパクトを与えるために末尾〇は全6!とか2機種全台6!とか、そのような設定を組むようになったので、軍団を組んでその機種を押さえちゃえば良い、って事になってしまったのです。今も特定日に軍団が居るのはその頃の名残ですね。お店がそういう設定の組み方をするのが原因だと思います。

 

ではなぜそんなことになったのかと言うと、やはりこのイベント全盛期からチェーン展開するお店が大きくなってきて店長の店舗異動なども定期的に行われるような時代になりました。もちろん特定のお客様との癒着などの不正を防ぐという意味では定期的な店長の異動は良いと思いますし、チェーン展開すると言う事はその屋号のお店での統一感が必要な訳で、店長が変わったからオペレーションが変わることは無いのです。そうやって業務を画一化、マニュアル化しているからこそ、昔のパチンコ店の店長ほど経験値が無くても出世させることが出来、新規店舗の出店が出来るのです。その結果は昔のパチンコ店の店長みたいに「この店は俺の店だ」という責任感が無く「会社にこの店を見ろと言われた」くらいの感覚の人が増えました。結果として長期的視野で考えずに「自分がこの店の店長の間だけは、問題が起きずに数字が伸びればよい」という考えも増えました。

 

お客様の一部にはこの頃は「なんでいつも特定の軍団が出しているのだけなのに、このような設定を組むのだろう」という疑問はお店側の考えが自分の店!という気持ちが希薄になっている結果だと思います。つまり結果としての数字が上がればよいわけで、その数字を作っている要因までは目を向けない。それに軍団が来たほうが朝からお客様が並び集客につながる、軍団員なら途中で遊技を辞めずにきっちりドル箱を積むので雑誌取材的にも見栄えが良い、こんなところじゃないでしょうか。

 

ちょっと長くなり過ぎたので続きはまた今度。タチの悪い雑誌取材には身内を軍団で送り込んだり…みたいな話に続きます。

 

それではまた来週!

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