【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2021年11月12日

花言葉は待ち望む

自力感。

 

よくよく考えれば、なんて可笑しな言葉なのだろうか。言うまでもなく、パチスロの基本は誰にも操作しえない乱数と完全確率だ。ハズレクジの大量に入った箱の中から自らの求めるたった1枚の「当たり」を引いていく行為、誰の介入も受け付けないはずのものに、わざわざ「自力」なんて言葉をつける必要は本来においては必要ないはずだ。

 

俺が思うに「自力感」というのは、ただの可視化であり見せ方にすぎない。

 

ただ。

 

クジ引きの箱に手を突っ込むだけの行為ならば、俺らはこんなにも回るリールに心は奪われなかった。俺らが心を奪われたもの。それは確率だ。矛盾するようだけど、パチスロは完全確率ではない。乱数は完全確率だろうとも、テーブルやモードが搭載されている限り「ボーナス確率」は一定ではない。

 

本来においては操作しえない「確率」を手繰り寄せる、神様にしかできない行為。自力で勝ちを掴みに行く行為。その上で思い通りにならない確率と向かい合う行為。

 

それが自力であり、己の力だ。

 

だからさ。

 

 

あまり自力、自力と言われると若干冷めちゃったりもするわけよ。

 

『パチスロANEMONE 交響詩篇エウレカセブン HI-EVOLUTION』。数年前のユニバカでデカデカとPOPが置いてあったので、いつかは出るのだろうと思っていたがついに満を持しての登場。

 

原作を見ておらずパチスロと無印のエウレカセブンしか知らない人からすると「この娘だれ??」となること間違いなしのパチスロANEMONE。何故アネモネがあんな感じ(石井・風花・アネモネ)になっていて、何故にエウレカがあんな感じなのかは原作を見ていただくとして……

 

大きく違うのはアネモネだけではなく、ゲーム性もしかり。

 

 

このインターフェイス周りを見て「あぁデビルマン3ね」と思った人はマイナー機種マニア。「あぁパイレーツワールドね」と思った人は俺と一緒に酒を飲もう。あれは地味に名器。ボスのHPが5万などという馬鹿げた数値でなかったら、もうちょいやれたはず。

 

まやることは『パイレーツワールド』よりかは『デビルマン3』寄りとなっていて、ベル以上を引くと滞在しているマスに応じて攻撃を行い、その繰り返しにより相手のライフを削り切れば継続+継続恩恵が得られる。

 

当然、弱マスよりも強マスでベル以上を引けるかが勝負の鍵。

 

……ではあるのだけども、この台はバトルパートとバトル引き戻しを行き来しながら敵キャラを撃破するのが基本となっていて、一気に倒す事は少々難しい。イメージとしては『エウレカAO』のCZに近いかな。

 

ただ重要なのは「一気に倒すこと」。

 

おいおい、矛盾しているじゃねぇかと思ったそこの貴方。確かにこの台は何度もバトルを繰り返しながら敵キャラのライフを削っていくシステムだ。ただし、このやり方だと出玉は伸びにくく継続させ続けるのは難しい。

 

 

重要なのはバーストマスの個数。

 

AT中のボーナス等で獲得できるバーストマス。このバースト状態(バトル転落無し)を保持したまま敵キャラを撃破し、バースト状態のボーナスでさらにバーストを獲得していく。これが出来なきゃ出玉は伸びない。

 

俺の打感では『デビルマン3』の攻撃抽選と『ガルパンG』のチャンスチームを合わせた感じかな。『ガルパンG』と同じくチャンスチームがいない状態で、強キャラとのバトルになると絶望の一手。

 

まずはバーストを取る。そして最強キャラでありバーストマスを食い潰すストッパーになりがちなニルヴァーシュを回避し、バーストボーナスやエアリアルボーナスへ突入させる。ボーナス中に強レア役をひくと複数個(5個や10個)獲得できるので……あとはこれを繰り返すのみ。

 

 

バースト状態とベルが噛み合った時のイケイケ感や、バースト獲得の見せ方。そういったところは流石のサミー。区間引き継ぎの罠(エナはできるかもね)はあるもののシステム的にはどこからでも打てるし、ミッションさえ引ければ即連もできる。ATの獲得枚数も完走は難しいけど500枚程度は狙えるという現実的な中央値になるはず。

 

その変わりと言ったらなんだけど、通常時のボーナスはもはやボーナス(ガリバーボーナスは1桁枚数もあるだろ、あれ)と呼ぶのもおこがましい程度の獲得枚数。そんなことを言い始めたら該当機種が山ほどあるのも重々承知だけど……

 

これ白鯨討伐戦のほうが増えるんじゃね??

 

あとAT中のバーストマス。これがないと話にならないとか、それに入らないと勝ち目が薄いとか、その類のものがあるバトルATって俺は苦手だし、自力ともあまり思えない。初代ガルパンにせよ初代モンハンにせよ、ゼロの状態からでも勝ち目があるからこそ「自力バトル」と呼ばれたのでは。

 

「それ」があると有利になることの逆は「それ」がないと不利ってことだし、「そこ」がアツいということは、「そこ」以外はアツくないとも言える。

 

上手いことバランスをとっているとも思うけど、見せ方の問題なのか、これだけ派手でこの枚数なのかとも思う。これは多くの人が思うんじゃないかな。派手さと出玉が噛み合っていない。

 

……アネモネってさ、派手そうに見えて純真で寂しがり屋なのよ。まぁツンデレといえばツンデレだ。

 

 

ビカビカ光ればいいというものでもないでしょ。演出や出玉といった総合バランスは悪くないと思うけど、光量バランスと音量バランスだけはマジ考えてほしいわ。

 

1日打つにはちょっとキツイね。(自律神経的な意味で

 

CLOSED BGM

There’s No Ending / RUANN

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