【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2021年10月16日

鎌井達の夜

「こんや、12じ、だれかがしぬ」

 

テロリロリロリーン。

 

1994年にスーパーファミコン用ソフトとして販売されたチェンソフト党によるサウンドノベルゲーム第二弾「かまいたちの夜」。第一弾にあたる「弟切草」はゲームの進め方によっては、別シナリオでしか知り得ない情報が既知の情報としてテキスト表示されるという、若干のアラも目立った作りとなっていた(あと水槽がキモすぎる)が、第二弾の「かまいたちの夜」。

 

これは間違いなくサウンドノベルゲームにおける金字塔。

 

他のサウンドノベルゲームと一線をかくしていたものは、読み物という側面だけではなく「推理もの」というゲーム的な要素が大きかった所ではないだろうか。当時はネットもSNSも何もない状態だったので、何度も死んで、何度も繰り返して、そのループの中でようやく真犯人を突き止めた快感。

 

決して当てずっぽうでは謎がとけない絶妙な難易度。一体何度、ヒロインである真里からの一撃でぶっ殺されたことやら。もしくはぶっ殺した事か。事件解決に向かう推理パートが後半のみではないと言うのもお上手。

 

ベストエンディングを見るには早期解決が必要だけど、初見で早期解決するにはロジックが足りない。読むだけでなく実際にプレイをする楽しさ。まさにサウンドノベルゲーム。

 

かく言う俺も「かまいたちの夜」にドハマりした口で、「真里の探偵物語」が収録されているリメイク版もプレイしたし、「かまいたちの夜2」も「3」も「真」もプレイ済み。最近、発売され何かと話題になった「輪廻彩声」以外は全てプレイし、全てのピンクや金の栞まで到達済み。

 

そりゃ打つしかないでしょう。『パチスロ かまいたちの夜』を。

 

 

いや誰だよ。これが2でヒスおこしまくる加奈子ちゃんか。

 

なーんて野暮なツッコミはなしとして、今のご時世にいないとは思うがこれからゲーム版の「かまいたちの夜」をプレイしようと思っている人は要注意。

 

連続演出の時点でネタバレしてやがる。「VS真犯人」でまさか真犯人そのものと対峙するとは……。まネタとしても有名だから、そこは気にせずにってことなのかな。

 

サウンドノベルではなくパチスロとしてのゲーム性を見ると、これはもう完全に『ひぐらし』と『うみねこ』。『ひぐらし祭2』よりも初代の『ひぐらし』や『うみねこ』に近い作りとなっているので、良くも悪くもシンプル。

 

RTのストック概念とかないし、BIG後のRTの使い方に関してはチェリーリプレイ関連を除くと『うみねこ』。BIG後のRTは150G固定となっていて、LV1ベル入賞で30G、LV2ベル入賞で50GのRTへと短縮。チェリーだと90GのRTに短縮。

 

それらより先にボーナスを成立させると、150GそのままRTが消化できると。

 

あくまでBIG後から150GなのでCZで20G使っていたら残りは130G。その場合は所謂「YOU」的な演出を挟んでRTが延長される。ちょっと違うかも知れないけど、基本的にはこういったRTの使い方になっていると思う。

 

ビタ押しが決められるという条件つきではあるけど『ひぐらし祭2』よりも遊びやすいスペックになっているのでは。遊びやすいし、気軽に打てる。

 

その分、RTのストック等もないので一撃性には負ける。俺は嫌いじゃないよ、このスペック。

 

そういった所は好みの問題だと思うが、やはり気になるのは「ビタ押し」の存在。『ひぐらし祭2』と違い転落時にもビタ押しが要求され成功なら128G周期、失敗なら256G周期。これは……どうだろうか。

 

個人的に『ひぐらし祭2』の転落が2コマというのは凄く評価していたのよ。だってさ、転落するのに頑張ってビタ押しするのって……いわば「守りのビタ押し」じゃん。俺は「攻めのビタ押し」がしたいのよ。

 

転落して「ちくしょ!!」という局面でビタ押しするのは……気持ち的にちょっとね。なまじ周期が128Gなものでハマってしまうと、そういった転落時におけるビタ押しの局面が多過ぎて気が休まらないし、単純に打ちにくさだけを感じ取られるのでは。

 

原作再現については……

 

 

これを復活演出として採用した時点で100点だろ。

 

激アツといわれる教会ステージに移行して、真理への告白が失敗して……復活演出として香山社長の会社に就職するという原作におけるBADエンド。いや誰も死んでいないので、ある種のハッピーエンド(ループするけど)をもってくるというセンス。

 

さすがすぎる。RTのシナリオにせよ、悪霊編やスパイ編まであるとは……。あるのかチェンソフ党も。(多分ない)

 

だからこそ。

 

もっと攻めた台を作って欲しいとも思う。中押しにせよ、連続演出へのゲームフローといい『ひぐらし』であり『うみねこ』の亜流でありスペックダウンというのも事実。

 

 

そりゃ現時点で稼働が危ういのも仕方がない。だって『ひぐらし祭2』の稼働率が低下しているのに、それっぽい台をもってきた所でさ。

 

違うアプローチからのオーイズミによる『技術介入機』を見てみたい。

 

そう思うのは、きっと、俺だけではないはずだ。

 

CLOSED BGM

わしが香山や!男の大往生 / 香山誠一

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