【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2021年09月13日

押印廃止がオンライン化を可能にする

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

パチンコ業界の仕事には見えない部分では何でも許可申請など法律的な問題がついて回ります。ホールとしても新台入替をするにも事前に所轄警察署に変更承認申請し、実地検査を経て承認通知書を受領してからお客様が遊技出来ます。当然変更承認申請をするのにもお金が必要です。メーカーもただ新台を作ればよいのではなく、いわゆる「保通協」にて検査を受けて、適合したら今度は各都道府県の公安委員会に結果を持ち込み、晴れて検定取得できます。この検定通知書と保証書の書類の写しがあって初めてホールは警察に変更承認申請が可能となります。

 

当然書類を偽造されても困りますので、ハンコを押してあるのが当たり前の書類です。偽造書類などを使えば当然「有印私文書偽造」や「同行使」により犯罪者になってしまいます。4号機時代のアリバX、覚えているでしょうか?あの機械も製造元と販売元での揉め事が原因ではありますが、摘発するには法律違反など明らかな証拠が必要です。ましてや一応「保通協」を通過して認められたプログラムなのですから。あの時はメーカーが「保証書を発行していない」と言っているのに押印済の検定書類、保証書がアリバX購入ホールに届けられました。メーカーの社判が押してあるので一部地域では変更承認申請後にオープンもしたのですが、メーカー自身が保証書発行していない、ハンコを押していないと言う以上、誰かが書類を偽造した、ということになりますね。それであの騒動になったわけです。

 

さて少し脱線しましたが、以前に触れましたサミーさんはECサイトでの機械販売を併用しています。そのシステムを使って押印廃止になった保証書、検定通知書をECサイトからダウンロード出来る仕組みにしました。これはホール、メーカー、双方にとって良い取り組みです。保証書は大事な書類ですのでホールに送付する際に宅急便を使うのが普通です。そうすることで受け取りの記録が残るし追跡調査も出来るからです。これが電子化されることにより、非常に経費削減になります。購入したホールの数だけ送料が掛かるのでかなりの経費削減になりますね。この仕組み、サミーに続いて大都も電子化することになったみたいです。大都さんの場合には電子化されていないのでメールにて保証書を送付する形になります。まずはホールがメールアドレスを登録することにより、10月1日以降の新台発注分よりホールが登録したメールアドレスに書類が送付されます。

 

検定通知書、保証書、保証書別紙と3枚の紙なのは業界人ならご存じのとおりですが、これをメールで送付してお店が製本して使う、ということが押印廃止で出来るようになりました。コピーなどされて悪用されない様に、京楽さんなどもパンチ穴を利用していたりしたのですが、大都さんは管理記号を使ってそのような不正を防ぐみたいです。この保証書は1台しか買わない場合には別紙が存在しないときもあるのですが、基本は別紙があるので3枚でワンセットになります。まだまだパチンコ行政にはハンコ文化が残っており、様々な場面にてハンコにサインにと必要になってきます。政府主導で押印廃止と言っていてもまだ、ハンコが必要な場面は多いです。ハンコが無くなっても自筆サインが必要で、結局手間はあまり変わらない、なんてのもありますね。変更承認申請をして承認通知書を所轄警察署に貰いに行くわけですが、平成の大合併の弊害で、所轄警察署までの距離がかなりある場合もあります。

 

こういうのも電子化できると非常に有難いのですが、まだまだ時間が掛かるのかと思います。今回は遊技者の皆様には「そんなにいろいろ書類必要なんだ」くらいにしか感じてもらえませんかもしれませんが、押印廃止により様々な事が経費削減や時短になるというお話をさせて頂きました。

 

それではまた来週!

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