【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2021年07月25日

パチンコ屋の法律関係

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

またまた認定申請をする時期になってきてしまいました。以前の法律が変わる際に全国でいわゆる「前倒し認定」の作業が行われたのは記憶に新しい所。今度は6号機・P機の初期に登場した機械が検定期間の3年を過ぎてこようとしている状況です。設置期限の延長という言葉がネットなどで出回り、「だからマイジャグラー4が設置から6年過ぎても置いてある」なんて話も聞いたことあるのかと思います。ですがあくまでもこの設置期限延長の話は旧規則機の話。P機・S機の新基準機は通常通り検定期間3年、認定期間3年の6年になります。ちなみにもう旧基準機の認定は出来ません。これは以前も説明しましたが、今の法律と照らし合わせて合法な機械しか認定申請出来ないので、例えばBIG300枚獲得可能な時点でアウト、16R当たり搭載でアウト、なのであの頃、法律が変わる前にと前倒し認定が殺到したのです。

 

警察行政にも異動は付きものなので、よほどのことが無い限り所轄の担当者も認定申請を受ける経験がありません。そもそも新基準機のほうがスペックが良ければ積極的に新基準機に入れ替えていくことでお店も業績が伸びてお客様も増えて、増えた分還元できる余裕も生まれるというものです。現在は購入した機械代の支払いすら苦しむようなスペックのものが多く、なるべくなら余分に機械は購入したくないお店が多数です。そこで使える機械は使い倒す、ということで認定申請が必要になってきます。警察の講和でもよく言われるのですが、パチンコ業界には3種類の機械しか存在せず、1種類目が「検定機」です。これはよく保通協適合とごっちゃにされるのですが、保通協はあくまで検定取得のための試験、検査をする機関であり、その結果適合を受けた証を都道府県公安委員会へ持ち込み、検定の取得に至ります。これが「検定機」で全国で許可されているのが普通ですが、歴史を振り返ると「山梨県は設置できない」とか「東京都は設置できない」なんて機械もありました。各公安委員会が検定通知書を出すので、全国統一に見えてそうではないんですよね。

 

次に2種類目が「認定機」です。この「認定機」は検定期間が満了になる前に申請し、一度だけ再度3年の設置期間延長をした機械です。検定機の場合、「検定番号」というものがその機種に公安委員会から与えられるのですが、認定機というものは基本的に中古書類を作成可能な業者所属の取扱主任者が保証書作成業務を行い、その保証書を用いて所轄に申請します。認定が認められると、その機種ではなく、1台1台に「認定番号」が付与されます。これは例えば1機種10台設置中だけど、5台は検定期間内で撤去し、認定取得したいのは残りの5台だけ、なんて場合があるからです。この認定取得作業はどうしても法改正のタイミングを経験しないとあまり経験しない作業なので、業界人でも「再認定」なんて言葉を使っている人を数多く見かけますが、正しくは「認定」です。そして最後の3種類目は前記1種類目、2種類目に属さない機械で、警察の講和などではこの3種類目の呼び名を「違法機」と呼んでいます。いわゆる「みなし機」というのは業界人が使いだした言葉で法的には「検定機」「認定機」「違法機」の3種類しか無い事になります。凱旋や沖ドキが未だに設置されていて騒がれていたりもしましたが、これは業界のルールに違反しているだけで法的には「認定機」なので直ちに摘発されるということが無いのです。

 

このような申請には事前に所轄で申請を行い、実地検査を経て承認通知や認定通知が出される流れですが、遊技機の結果に影響するような事が無い軽微な変更については「変更届」という届け出のみで済むようになっています。変更承認申請や認定申請での「実地検査」には各所轄で「協力のお願い」という名のローカルルールが存在し、検査の回数や曜日が決まっていたりします。パチンコ行政担当の「生活安全課」って出入りしていれば感じますが警察が扱う案件でも「面倒くさくて誰かがやらないといけないけど、あまり一般人に評価されない仕事」が多い気がします。パチンコ業界の為の部署ではないので業務を円滑に進めるためには仕方ないですよね。このようによくある事務作業の業務、「変更承認申請」「認定申請」「変更届」とこれだけでも警察に出入りする頻度が高くなり必然的に顔見知りになったりします。よく私が韓国旅行で仕事を言うと、「お前はヤクザなのか」と誤解されたり、私の体格から仕事内容を「賭博場のセキュリティスタッフ」だと思う人が多いのですが、むしろ逆に警察との密接な関係が生まれたり、風俗営業管理者になるために様々な書類を出して公安委員会に認可してもらう必要があるなど、世間一般の人がイメージするのと真逆に警察や法律が身近にある業務がパチンコ店の営業なのです。

 

たまたま私は法学部(政治学科だったけど)なので法律に興味があるために、苦にはならず実務をしていますが、これがデスクワークが嫌でパチンコ業界に入った人だとしたら、出世したら法律の話や申請業務や…と、頭が痛くなりそうですよね。外部から見るパチンコ業界と違い内部は部品一つ変えるのでも申請して承認を得ないといけないなど、法律でがんじがらめなのです。まぁ、だからこそ日本全国で遊べる大工の源さん超韋駄天は、日本全国どこでも同じスペックなのでしょうね。

 

それではまた来週!

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