2021年06月20日
ゲームの達人
……人生はクソゲーだ。
親ガチャによってステータスや容姿が決まってしまい、どれだけ努力をしてもパラメーターの上限に個人差があるクソゲーだ。パラメーターの上限値が高い奴らは、経験値の獲得値までもが違っていて、あっという間にレベルアップして上位職へとジョブチェンジをしていく。
そういう奴らに限って、努力が報われた奴らに限ってこう言いやがる。努力は必ず報われると。ふざけるんじゃねぇ、努力は基本報われない。
……人生は神ゲーだ。
何処へでもいける広大なオープンワールド。数限りなく存在しているスキル要素がゲームの幅を広げてくれるし、同じ世界の中でも見方を変えれば全く別のゲームが存在している。RPGだってシムシティだって経営シュミレーションだって、ギャルゲーだって何だってできる。アバターの見た目だって自由自在だ。
嘘偽りもなく、可能性は無限大。明日をどう過ごし、何処へ行くか。ゲームのプレイスタイルは自分次第。
さぁゲームを始めよう。
『ノーゲーム・ノーライフ SLOT』。全てがゲームで決まる異世界へと召喚され、そこで人類種代表として戦うことになる無敗ゲーマー空と白、通称「 」。くうはくと呼ばれる二人による空前絶後の頭脳戦。
「 」に敗北の二文字は無い。
もうさ、これだけで凄くスロット向きの題材だと思うわけよ。そんでもって制作しているのが(おそらく)ダンまちを制作したキタックチーム。そりゃ期待するでしょ、そりゃ打つでしょ。
まず基本的なゲーム性だけども、最近の有利区間引き継ぎがどうのといった6号機と違って、この台の作りは至ってシンプル。とっつきやすいシステムだと思う。
初当たりの基本はPT到達による周期抽選もしくはレア役による直撃。
周期の場合は1周期や3周期が強く、レア役当選の場合は高確だとチャンス。当選契機としては1:1程度らしいので何処からでも打てる(打ちやすい)スペックだと……
ただし、肝となってくる部分はある。
それが画像右上にある「チェス」の色。初当たりとは書いているものの、この機種の初当たりはストラテジーゲームと呼ばれる所謂、擬似ボーナス扱いのCZ。ここを突破するのに有利に働くのがチェスの色。
ストラテジーゲームの前半でレベルを上げていって、後半パートの「ホイールオブフォーチェン」にて行き先を決定。単純にチェスの色が良いとレベルも上がりやすいと。当然、レベルが高いとホイールオブ……
というか、これ見りゃ大体わかるでしょ。
最大レベルまで上げると全てが上位特化ゾーンである「十の盟約」スタート。そうでない場合はノーマル(ま安定だ)とエクストリーム(ま波乱だな)のどちらかを選択。上記画像のようなレベル3ノーマルだと「十の盟約」が5%。「キングズギャンビット」が20%。
合計25%でAT。残りの75%はCZ経由して成功すればAT。
波乱、もといエクストームだと純然たる「何もなし」があるので選択は慎重に。
まレベルが高い時だけ、エクストリーム狙うのが正解……あれ?? 何かおかしくないか。第三停止リリースのタイミングで何かが。
思いっきりペカったんだが。
さすが北電子。第三停止リリースでの抽選といいジャグスピリッツを貫いてくるじゃねぇか。と、こんな感じでゲームは進むけど、もっとも大切なATを伸ばすために必要なのは初期枚数。
AT中はピースを貯めて、特化ゾーンを目指す事が基本ルート。つまり貯めるまでの枚数(ゲーム数)が必要。逆にいえば大きく乗せれば安定するタイプなのかもしれない。
そのためにはまず……こうだっ!!
特化ゾーンである「キングズギャンビット」。消化するチェスの色で「上乗せ時のループ率」を決定し、空白図柄で初期枚数。シングルだと10枚。ダブル揃いだと20枚。つまりこの場合だと20枚が最低80%ループ。(タッチパネルを触ると詳細なループ率表示あり)
PUSHボタンが出た時点でループに乗ったことは確定。
……使うなら今だな。FREEに敗北の二文字は。
ないっ!!!!
うん、やっぱ人生ってクソゲーかも知れねぇな。
CLOSED BGM
VOX / JUSTICE