【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2021年06月13日

プロジェクト45

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

今はパチンコ、パチスロの遊技人口ってどれだけ居るのでしょうね? 昔は参加人口も多く地上波でもパチンコはテレビドラマなどにも取り上げられるだけでなくパチンコ特集をやればそれなりの視聴率になった時代もありました。それが今ではコロナの影響が出る前に既に遊技人口1千万人割れと言われ、6月に入るともう店舗数が8千店舗を切るという業界内の予想を上回るスピードでの淘汰が始まっています。そんな未来が想像できない平成は15年、遊技機販売商社の「フィールズ」さんから、あるプロジェクトが発表されました。それが「プロジェクト45」です。

 

この「プロジェクト45」はパチスロ「ジェットセットラジオ」の発表と同時に行われています。プレスリリースを見ると、この頃は「レジャー白書」の数字を見てもわかるのですが、約1億3千万人の人口に対し、18歳から70歳をパチンコ参加可能人口として計算すると、約9000万人になります。となると7000万人がパチンコ参加可能な年齢でありながら参加していないという事になります。この人たちが余暇に何をしているのかを調べてみると外食・音楽(カラオケ)・映画・コンサート・ゲーム・イベント・スポーツ観戦などの多岐にわたっているのです。

 

それなので、このような要素をパチンコ・パチスロに取り入れて、この残り7千万人を狙っていくというのがこの「プロジェクト45」でした。この当時液晶モニターの大型化や高品位化、グラフィックチップの高性能化などが一気に進んだ頃で、液晶もきれいになった事から今では当たり前になってきている「版権」を使う事も増えてきた時期ですね。当時のフィールズさんのIR資料を見ると、20代・30代の参加人口だけで約1100万人と今の参加人口以上居たのがわかりますね。この頃の参加人口はそうですが、参加比率を見てみると10代・20代の参加比率が一番高く、それだけで今の参加人口を超えていますね。

 

その後、徐々に年齢が上がるにつれて参加比率自体は下がっていくという数字が出ているのですが、この時にこのフィールズさんのIRにはこう書いてありました。『このことはパチンコ参加が可能となる時期にパチンコと接する機会が重要であるという事を示しています。すなわちパチンコの入り口の部分でいかに多くの人に参加していただくかがパチンコレジャーを活性化することにつながると言えます。』との事です。これは今から過去を振り返ると本当にその通りですね。499MAXタイプの頃からは本当に若い人を置き去りにして既存のお客様からいかにして売り上げを上げるのか? ばかりを行っていたのがパチンコ業界だと言えるのでは無いでしょうか?

 

この「プロジェクト45」、プロジェクトの結果だけ見たら全くフィールズさんの計画とかけ離れた参加人口になってしまった令和時代ですが、その中身をよく読むと、目指す方向性・考えは間違っておらず、その結果今の参加者に10代・20代が少ないということになっているのです。別にこのプロジェクトの失敗要因が「フィールズさんの営業マンの提案通りの台数●りを呑んで機械を導入しなかったホールが悪い!」訳でも無く、「フィールズの営業マンさんの提案通りにお得意様優先販売の権利獲得のために違う機種をセットで購入しなかったホールが悪い!」訳でも無いのです。フィールズさんがこの当時言っていた方向性は間違っていない訳で、業界として一丸になって取り組めずに、自分だけ儲かればよいという意識が強いホール・メーカー・周辺業者の未来への新規顧客獲得というものへの軽視が現在の業界の低迷を招いていると感じます。若者に魅力的な遊びはたくさんありますから、1日でも早くそういう視点に切り替えてまたパチンコ・パチスロ業界に活気が戻ってほしいです。

 

なんか今回は物凄くマジメに語ってしまいました。それではまた来週!

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