【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2021年03月10日

歴の話

現実世界でもSNS等でもパチプロの「歴」が長いことを誇る人を稀に見かけますが、それってどうなんでしょうね?? という問いかけからコラムを構成しようと目論んだものの、別に人それぞれでいいんじゃないの~との考えが瞬時に脳内に沸き出てきてしまって作成に失敗。そう、やり方考え方なんざ~人それぞれでいいんですよ。他人に迷惑さえかけなければ、ですがね。

 

とはいえ、わりとどうでもいいことを飽かずに毎週綴っている当コラムにも、一応締切というものがございます。このままいくと、とてつもない飲み屋の話とかとてつもない缶詰の話とかになってしまいそうなので、今回はこの「パチプロ歴」というものについての徒然を、私の視点から少し記してみたいと思います。

 

私のパチプロ歴は以前から記していますように約15年、パチンコパチスロ歴となると大体ゲフンゲフン年くらい……って表に実年齢を出しているわけじゃないんだし別に問題ないのでは、と頭の片隅で思いました。とりあえず、15年というパチプロ歴は短くないけれどそこまで長くもない、おそらくは「中堅」といった感じじゃないですかね。15年といったらちょうどその時に産まれた子供が中学三年生になるわけですから、短いわけはまったくないのですけれど、何しろ我らがロクデナシの世界ってのは長い人ほど更に長くなりやすい傾向がありますのでね。そう、浸かれば浸かるほど手遅れになっていく……もちろん、かく言う私も手遅れ組です。お疲れ様です。

 

さて、ではパチプロ歴の長さが稼働に対してどのような影響を及ぼすか(及ぼしやすいか)という話でもしましょうか。ここから記すのはあくまで私個人+私の周囲を見ての所感なので、そんな感じでお願いします。

 

 

(1)「引き出し」について

歴が長い=経験値が高いと、いわゆる「引き出し」の数が多くなりやすいというのはおそらくどんな業界でも当たり前のことで、それは我々の世界でもそう。完全にひとつの店だけ、完全にひとつの手だけで長々と生きているという人も万が一億が一でまだ存在するかもしれませんが、まあ長く生きれば生きるほどそういう人とは減っていくものですし。私の周囲とはほぼ私以上の歴を持つ猛者猛者チックな者ばかりけれども、皆が皆、宇宙空間並みの奥行きのある引き出しを持っています。

 

こればかりは歴の短い人にはどうにも難しくて、要領や努力で完璧に埋められるようなものではない気がします。それをやってきて、それで生きてきた者はやはり強いということですね。

 

これと関連する話として、当サイトにも関係の深い敬愛なる某先輩が別所にて「パチプロとは10年以上それで生活してきた人間だ」との説を過去にぶち上げていたのですが、この説については、私もなるほどと膝を打ちました。10年あればパチンコパチスロの時代もいくつかの変遷をたどり、生活が出来るほど稼ぐためにはその変化に対応しようと適応して、結果「引き出し」を増やしていく。適応出来ない、または他のもののほうがワリが良いと考えた者は他へと移る。私的経験に照らし合わせても、この10年という設定は、とても絶妙なちょうど良い区切りのように思えます。

 

つまり、この説を採用するとパチプロとは10年以上の空白期間を持つロクデナシということになり……うん、やっぱりまぁまぁ手遅れですね。お疲れ様です。

 

 

(2)「細かさ」について

歴=引き出しの多さと言ってもいいくらい割合が高いので、正直ここから先は無くてもいいのですが、見ていてちょっと気になるのがこの点。いえ、大事なんですよ。色々な箇所の細かいもの、細かい数字をしっかりと採り、それをもって細かい期待値や値段を弾き出す。特にパチンコにおいては基本のキの字であって、それをおろそかにするのはまったくの間違いです。

 

ただですね、長いとはそれを長期間やってきたということなわけでして、なんと言いますか、わりと「どんぶり」でも色々なことがそれなりに出来るようになるのですよね。もちろん、機種によりますしタイプにもよりますし台によります。それでも、新しいものでもどんぶりが出来るようになるスピードが速くなりやすいかなとは思います。

 

なお、あくまで可能になるというだけで、どんぶり勘定を決して推奨しているわけではないです。細かくやるべきときはちゃんとすべき。しかしそうでないときはその他の、細かいものよりも大事なことに重きを置こうという話ですね。

 

 

(3)「自分への信頼」について

上でも記したように、パチプロ歴が長い者とは大抵色々な攻め方を経験して時代をくぐり抜けてきているものですが、こういう暮らしを長く続けているとおそらく構築されているものがこれ。言葉的には「自信」と同じだと思うのでそう書こうかなとも考えたのですけど、私的にはちょっとニュアンスが違うものゆえ、敢えて崩してこのような書き方にしました。

 

どういう意味かと言いますと、例えばパチンコでこんな打ち方が出来るかとかこういう立ち回りが出来るかとか訊かれても、絶対に出来るという自信はまったくないです。謙遜なしに言ってまったくない。でも、では暮らす分を賄う稼働が出来るかと問われたら、これはなんとなく出来る気がするのです。理由を訊かれると少し困るのですが……まあ、ここまでの間だってそうやって様々な変化を経験しながらも試行錯誤して生きてきたから、としか言いようがない。もちろん、これからは更なる変化があるでしょうし、その変化もこれまでから予想もつかないものが出てくる可能性すらありますけれど、それでも、自分に対しての信頼はなんとなくある。これが良いことなのかは分かりませんが、まあ短い人に比べてあたふたはしないでしょうね。我々のような寄る辺なき者にとっては、こういったある種の精神の安定のようなものもある程度は必要な気がします。

 

 

ここまで挙げたものは、ほとんどが歴が長いと出来るようになることでしたが、長いことによる弊害も当然あり。代表的なものを挙げると、悪化した状況や値段になかなか慣れにくい(人もいる)のはあると思いますね。「そんな安いのやってらんないよ~」みたいな台詞は皆様も見聞きしたことがあるかもですけど、そういう長い人が安いとか大変とか言うものでも、最近の人はそれを「当たり前」と捉えて攻め手に入れていたりしますから。あとは、経験値が豊富であるがゆえに台に対しても店に対しても地域に対しても「こんな感じでしょ~」と決めつけがちになる傾向も多少あり。特に、勝手知ったる地域の駄目店が突然良くなったときなどはこういう事象が発生しがちですね。私も農耕ばかりでなく、色々気を付けねば。

 

 

まとめると、「長いほうがいいことが多いけど絶対にそうとも言えない」みたいな感じでしょうか。もっと書きたいことがあった気も少しだけしましたが、あんまり長いのもアレなので、そのあたりは思い出したらの都度ということで。

 

ともあれ、パチプロ歴というものは誇るものでなく、結局は今何をしているか? という話になるのでは、と私的には思います。それと、上でも言いましたけどもパチプロ歴が長いとはそれすなわちロクデナシ歴が長いということですから、そういうものは出来るだけ日の当たらないところでひっそりと出したほうが良い気がしますね。何をどこまで行ったとしても、我々とは日陰者なのですし。

 

 

長い話でした。

 

ではまた次週~。

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