【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2020年07月04日

ゲームのお話

自分の敵は自分自身。

 

パチスロでスコアを上げ続けていくためには、自分を律することが大切だ。頭に血を登らすこともなく常に冷静にホール状況を見極め、攻め時と引き際を間違えない。そして勝負することを恐れずに期待値を信じ続ける。それが唯一にして絶対の必勝法。

 

が、もっと根本的な『勝つための方法論』は存在する。

 

それは朝にきちんと起きることだ。

 

……いや、これはマジな話でスコアが下がる要因の一つは寝坊なのよ。逆にいえば寝坊しない奴は常に一定以上のスコアを叩き出せるし、寝坊する奴はスコアにムラができる。寝坊せずとも覚醒しきっていない頭では最も大きな情報がつまっている朝間詰めを見逃してしまうこともある。だからまずは早起きをして規則正しい生活をする。これが基本。

 

勝つ奴は朝が早い。

 

ちなみに俺は朝が大の苦手だ。

 

交換率やら設定状況等々よりも、何故に我が地域は9時開店なのか。そりゃ期待値的には営業時間が長いに越したことはないが……この時間帯って道も混む訳よ。だからホールに辿り着くためにはもっと早起きをしなければいけない。

 

通勤ラッシュに巻き込まれながらホールに向かう。なんとも妙な話ではないか。

 

そして何よりも人生には誘惑が多すぎる。例えば女。例えば酒。例えば、ゲームだ。

 

自粛期間中に身についてしまったゲーム癖。これを直さねばとは思うものの、ゲームをしないというのも耐えられない。幸いな事に俺が好むゲームはバトルロイヤル方式のTPSやオンラインゲームではなく、一人でコツコツとできる「区切り」のあるゲームだ。

 

パチスロで勝つためにも、今やっているゲームを一刻も早く終わらし、リアルマネーが手に入るパチスロという遊技に戻らねば。

 

そしてつい先日、ようやく俺の旅路は終わりを告げた。

 

『FF7リメイク』からの『ラストオブアス2』。このハードコンボを達成し、これで心おきなくパチスロに……戻れるかと思ったが、コンボの内容が悪かった。これは逆の順番で発売して欲しかった。

 

『ラストオブアス2』

 

このゲームが俺の脳内に焼き付いて離れないのだ。PS3におけるサバイバルアクションゲームの金字塔とも言われた『ラストオブアス』の続編にあたる今作。前作『ラストオブアス』のストーリーは言ってしまえば映画等でありふれたストーリーだ。

 

パンデミックによって感染者(所謂ゾンビ的な存在)で溢れかえり資源も物資も枯渇した世界で、主人公である中年男性のジョエルがエリーという少女を特定の場所まで運び屋として連れていく。

 

その道中は決して楽なものではなく、襲いかかる感染者。資源と命を奪おうとする同じ人間であるハンター。軽い命。ゾンビ映画におけるお決まりの展開ではあるが感染。そして決別。何故、天涯孤独となったエリーを「そこ」まで運ばなければいけないのか。

 

心に傷をおった孤独な男ジョエル。

 

両親をなくし生まれてきた証を求めるエリー。

 

二つの孤独な魂は旅路の中で寄り添いながら、一つの家族となっていく。時には相棒として、時には父と娘として、そして旅の終わり。そこで訪れるとある決断。

 

……と、まぁプロットを聞いただけで勘のいい人なら旅路の終わりに待つ『決断』までも、おおかたの予想がつく話運びではあるんですよ。

 

ただ、季節を跨ぎながら旅をしていくロードムービー風な演出。寂寥感の漂うフィールドの美しさ。そこに息づく確かな人々。ゲームの中で繰り広げられる無愛想なジョエルと小生意気なエリーとのやりとり。暴力の中にある愛情。愛情を守るための暴力。

 

その全てがプレイヤーの心を掴んで離さなかった。当然、話のオチもね。

 

で、今作『ラストオブアス2』だ。これねぇ、レビューがめちゃめちゃ荒れているんですよ。んじゃストーリーが破綻しているのか、グラフィクが悪いのか、ゲーム性が破綻しているのかと言われれば決してそんな事はない。

 

続編にありがちな『ご都合主義』な展開(勿論、ドラマを動かすための強引な展開もあるが)もなく、前作から考えると確かにそうだよなと納得できる展開でもある。

 

ただ、重いのだ。話が。

 

ネタバレ無しで(それもパチスロサイトで)書く事が非常に難しいが、例えるなら去年の話題作でもあった『天気の子』のラスト。あのラストって『君の名は』に比べるとスッキリしなかったんですよ、俺は。

 

変にリアルとも言えるし、『君の名は』が勝つための黄金方程式で計算されつくした作品とも言える。

 

果たしてその決断が正しいのかと。そりゃ君らはそれでいいかも知れないが、多くの犠牲を理解した上で暮らしているのかと。恋愛脳かよと。

 

……と、思わせるのが『天気の子』のラスト。この作品をもしも中学生や高校の頃に見ていたら俺も絶賛していたかも知れない。でも俺は汚い大人になった。だからモヤモヤする。そんな大人の意見をクソだというボーイミーツガールな皮をかぶったパンクな作品だという事も理解しているつもりなんだけどさ。

 

あれって、もっとPTSD的な展開になってもおかしくないと思う訳ですよ。悲壮感漂うラストを求めている訳でもないが、重圧に耐えかねて命をたっていてもおかしくない。

 

『ラストオブアス2』は、責任と因果を突きつけられる『天気の子』なのだ。

 

こういう話はキャラクターに対して客観的に見るか主観的に見るかで変わってくる。思い入れの強さといってもいい。

 

このゲームはとてつもなく客観的にストーリーが進行する。ただゲームというのは基本的に主観的なものだ。映画なら見ておけば終わる。ただし、ゲームは自らが決断をしなければいけない。プレイヤーが望まずとも。だから、プレイしていて楽しくない人がいても当然。

 

今は実況やらなんやらでプレイせずともゲームは見られる。

 

が不都合な現実を客観的に経験するには自分主観でやるしかない。それはパチスロも一緒だ。自分で打つという主観が客観的な現実を教えてくれる。それこそが『経験』であり何事にも勝るものだと俺は思う。

 

現実は不都合だ。だから素晴らしい。

 

ホールの稼働は俺に任せろ。みんなが自己を律せずに寝坊をしてくれるのだったら。

 

寝坊癖のある俺の不都合な現実も、帳消しになんだろうよ。

 

 

CLOSED BGM

HURT / NINE INCH NAILS

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