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2020年05月24日

規則が改正されました。

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

もうネット上で色々言われているのでご存知な方も多いと思いますが、先週触れた件、正式に5月20日に施行されましたので少し触れてみようと思います。これは14日に発表されて、20日に施行されて確定したのですが、この業界である「解釈基準の変更」ではなく、「規則改正」というのが非常に驚いた部分です。更に内容が業界人として想定していた以上の内容だったのでダブルで驚きました。何が変わったのかというと、まずは非常に正式な言葉を使うと長い!『風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」というものが5月20日から施行されたのです。

 

正式な用語を使うとこんな感じで非常に長くなりますので私の言葉で簡略化して説明しますと、まずは今のPやSと型式の頭に付く新基準機、これは平成30年2月1日より改正規則(名称長いので略します)が施行され、出玉性能に関わる遊技機の基準見直しを行い、順次検定、認定切れでCR機や5号機が撤去されていき、来年中には完全に新基準機だけの状況になるはずでした。しかし行政の言葉を借りると、今般、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、改正後の基準に係る遊技機への入替が困難となっており、また、入替等に伴う感染拡大の防止を図る観点から、改正規則の附則を改正し、経過措置期間の延長を行うもの。との事です。これはーメーカーからの機械の供給も滞っていますし、入替作業等での新型コロナウイルスへの感染を防止するために、経過措置で一部CR機や5号機の設置期間を伸ばしますよ、という話です。

 

5号機時代(平成30年1月末まで)のいわゆる「みなし機」というものは、検定期間や認定期間が切れている設置機種だけど、法律的にレギュレーションが違う訳では無いのでグレーな存在、という感じでした。ちなみにこれが平成30年2月以降に検定切れ、認定切れになると、法律が変わっているので法律に照らし合わせると即時違法な機械になってしまう、そういう解釈でした。なのでこの改正規則の附則を改正するのは、改正前の基準により認定を受けた遊技機又は検定を受けた型式に属する遊技機について、営業所への設置が認められる経過措置期間を1年間延長する(ただし、本改正の施行日以降に経過措置を終了することとなる遊技機に限る)。という改正により、延命する機械が色々出てきた訳です。この改正規則の一部を改正する規則が施行されたのが5月20日でした。今回の改正は施行日以降に経過措置を終了する機械、とあるので5月20日以降に認定切れ、検定切れとなる機械が延長の対象で、5月19日までに検定切れ、認定切れとなる場合は対象にならないのです。

 

この認定、検定は基本的に都道府県公安委員会の仕事なので、都道府県ごとに認定切れ、検定切れの日が微妙に違う場合があります。なので今回の改正で同じ機種なのに県によっては完全撤去なのに隣の県では半年以上まだ打てる、なんてのも起きます。例えていえば神奈川県の沖ドキ25パイは5月19日に認定が切れるので、もう法律的には神奈川県で打てません。しかし5月20日に認定切れとなる千葉県の沖ドキ25パイは施行日が5月20日なのでセーフで12月31日まで遊技出来るのです。沖ドキの30パイも例えば岡山県ではもう打てないですが、都内では年内いっぱい打てるのです。北斗無双なんかは現在遊技出来るのは認定機だけなので、基本的に今回の改正を受けて設置中の北斗無双は来年も打てるという事になります。正直お店側からすれば、免許証の有効期限も伸びたし、同じ公安委員会だし、検定、認定期間が伸びないかなぁ…程度の期待でした。それが規則自体を改正したことでパチンコ業界でよくある「所轄によってルールが違う」という心配も無く安心して設置できるようになったのです。

 

そうなるとこの業界、例えば2400発搭載機種を今から中古で入れて…みたいなお店も出てくることが想定されますが、業界側の自主規制として中古機流通協議会では本来の検定期間を過ぎた機種は中古書類を作れない、というルールを作ったみたいです。例えば、CR花の慶次~漆黒は来年11月30日まで期間延長して設置できますが、来年GW前に花の慶次~漆黒を中古で購入して設置しようとしても、本来の検定通知書に記載されている3年の期間が過ぎているので設置に必要な中古書類が作れない、このためGW前の増台が出来ないようになっています。もう一つは、期間が延長したからと言って旧基準機ばかり設置しないように、ホールから誓約書を取って警察にも提出、そして旧基準機の設置比率を管理する仕組みも作られました。まずは今年に認定や検定が切れるもので、高射幸性遊技機。今なら凱旋の認定機などがそうですが、これについては認定期限延長の対象外、という事です。次にノーマルAタイプと甘デジ(1/99以下の確率のもの)は当初の検定切れ、認定切れ日から7か月後の月末まで延長されます。それ以外の機種で今年中に検定、認定切れを迎える機種は年内に撤去しましょう、というルールです。そのうえこれらの機種は5月20日の設置台数を基準に段階的に15%目安に毎月削減することが義務付けられ、ギリギリまで設置して一気に入れ替える、なんてのが不可能になりました。この設置比率は所定の用紙に入替をするたびに記入して警察に提出していく運用になるそうです。書類作成の手間がまた増えますね。

 

まぁ、簡単にまとめると、外さないといけない機種の撤去期限が延長されたことにより、今年は予定ほど新台を入れ替えなくても良くなった、という事で、メーカーさんにとっては苦しい1年になるのかと思います。ホールはとりあえずは今年、新台を無理して買わずに助かりますが、効果があるから新台入替をしているのもまた事実。集客に多少は影響が出るでしょう。そして来年、本来今年に撤去するはずのCR機や5号機を撤去するだけでなく、鏡やヴァルヴレイヴなどの初期の新基準機も検定切れを迎えます。このような先行きで準備しようにも現状はまだオープン出来ていないお店もある、という状況です。お店にもメーカーにも非常に苦しい1年になりそうです。今回はちょっと真面目な規則改正の話をさせて頂きました。はやくお客様に戻ってきてほしいですね、給付金握りしめて(笑)

 

それではまた来週!

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