【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2020年02月14日

恐怖の連鎖

……とりあえず風呂に入ろう。

 

どうやっても納得のいく原稿が仕上がらずに、どうやっても思いを言語化する事ができない夜。俺がとった行動はシャワーを浴びて頭をスッキリさせるという、いかにも原始的な方法だった。使い古されたリフレッシュ方法ではあるが、明日も朝から用事はあるんだ。どうせ風呂に入らざるを得ないのならば、湯船に浸かりながらコラム内容を考えたほうが時間の節約にもなって一石二鳥だろう。

 

なんせ言葉なんてものは、湧いて出てくるものではない。特に俺みたいな凡人にとっては、所謂ネタというものがなければ内容を決めかねるのである。さて、どういった切り口でコラムを書いたものか。昨今、ネット界隈を騒がせているオンラインカジノについてか。それともオンラインサロンか。

 

前者後者ともに挑戦はしてみたものの、内容が内容なだけに書き方を間違えれば単なる批判……SNS上に溢れるクソリプ程度のものになってしまうし、締め切りを考えて書きやすさというものを重視するのであれば「稼働日記」ではあるが、はてさてどうしたものか。

 

もしも、機種について書くのならばエウレカはどうだろうか。以前にも書いたように「よく出来た台」ではあるが、やはり周期というのものは到達するまでが「前兆」だと思うので、到達してからの冗長な煽りやATレベル関連。そういった部分から切り込めば書けるかもしれない。

 

本来ならば湯船に使ってゆっくりと考えたい所ではあるが、いかんせん締め切りが迫っている。湯船に浸かる事は自重し、俺は冷め切った体と浴室を温めるために普段より熱めのシャワーを頭から浴びた。

 

一日中帽子を被っていたせいか頭髪がキシキシする。

 

指先に絡む抜け毛に辟易としながら、頭を洗っている時、そこで俺は背後に何らかの気配を感じた。悲しい話ではあるが俺は独り身だ。誰かがいるはずがない。当然、ペットも飼ってはいない。

 

何かの本でストレスが錯覚を起こさせると読んだが、これも原稿の遅れというストレスからくる事なのだろうか。シャンプーの泡が目に入らないように薄目で振り替えると、当然ながらそこには浴室のドア以外には何も映ってはいない。先ほどの背中の産毛が電波を受信したような感覚は一体何だったのか。

 

シャンプーを洗い流すために再び、前方へと向き直る。その時。

 

 

ぎゃーーーーー!!!!

 

よしっ、これで十分すぎる程に文字数は稼いだだろう。しょうもない前口上を書かずに『Sリング 恐襲ノ連鎖』について真面目に書けよという声もあるでしょう。逆に最後まであの調子で描きやがれというお声もあるでしょう。でもね、この機種について書く事は難しいのですよ。

 

なんせ、オールリテイクした一度目の下書きがクソリプ程度の悪口だったからね。そう、良い所が思いつかなかったのである。

 

期待値的に微妙な事が分かっていても、初打ち時には天国をフォローする事を信条(それにより生きた情報が得られる事もある)としている俺が即ヤメを選択するぐらいだ。もしかすると打ち続ける事による、面白さがあるのかも知れないが……まずは台枠と貞子ギミック。

 

台枠からはみ出し鎮座している貞子ギミックは当然「落ちてくる」んですが、これ台枠を開けただけでも勢い良く落ちてくるのよ。つまりだ、メダルを補給しにきた店員さえ驚かせる最恐仕様。何でオッサンの店員とオッサンの俺が同時にビックリして、はにかみ笑顔を交わさなきゃいかんのだ。

 

そして台枠。これ斜めに傾いてきます。

 

パチ屋に行く時はキャップを被っている事が多いのですよ、俺は。別にハゲているとかではなくて、単純に寝癖を隠しているだけなのですが、メダルを箱に移す等の前傾姿勢で打っていると……落ちてきた時にキャップと衝突してしまう。

 

何で、横のオッサンに俺というオッサンが笑われなきゃいかんのかと。

 

この時点で嫌いになりそうなのだが、これは俺の不注意でもある。パチ屋は戦場だ。間抜けは撃ち抜かれる……いや取り憑かれてしまう。が、台の仕様的にもあまり褒められたものではなくて、所謂「減算区間」の見せ方。これがちょっとね。

 

この台は「減算区間」にもあたる引き戻しゾーン「呪縛スパイラル」と擬似ボーナス「スパイラルボーナス」の連鎖で出玉を構築していくタイプなんですが、貞子以上にビックリするのが呪縛スパイラル。

 

もう一度いいます。これ引き戻しゾーンなんですよ。所謂ね。演出としては貞子が女子高生を呪えば……ってやつ。

 

が、この後にもう一度引き戻しゾーン(前兆ステージ)があると言う恐怖。内部的に落ちていた時の救済としての処理なら分からんでもないですが、どうも当選していてもそこを経由している気が。

 

この時点で意味は分からないが、まぁ天国だったり即前兆を再現したかったんですかね。そういう見せ方をするのなら一度通常画面に落ちても、実は有利区間が切れておらず数ゲームで……というほうがビックリしていいと思うんだけどね。

 

ATにあたる擬似ボーナス「スパイラルボーナス」も誤解を生みやすい名称なのでは。決して初当たりが「ボーナス」ではないです。基本は「CZ扱いのボーナス」に当選して、そこを突破するとAT「スパイラルボーナス」と「呪縛スパイラル」の連鎖に突入すると。ちなみに「CZボーナス」の純増は低め(2枚ぐらいかな)となっております。

 

全体的に呼称や、システム、見せ方が洗練されておらず、結果としては分かり難さだけが全面に出てしまっているのでは。

 

……さて、何とか原稿も纏まってきた。にしても時間がかかっちまった。やはりコラムって難しいよなぁ。貶すだけなら誰にでも書けるし、説明だけを書くならそれは説明書だもん。あとは少しの間、寝かしてから推敲をするとしようか。編集の人には申し訳ないけどまずはそうだな。

 

シャワーでも浴びてくるか。

 

CLOSED BGM

天国より野蛮 / 中谷美紀

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