【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2019年12月06日

ナンバリングに与えられた責任

リアルボーナスと擬似ボーナスを分つもの。

 

当然、内部仕様が違う訳だが、法的な部分やパチスロの仕組み云々を抜きにして考えた場合、一体なにがその二つを分つのだろうか。5号機後半から打ち始めたユーザーにとっては両者に大きな差がないのではと思うし、実際に「高確=ボーナスが当たりやすい」という両者を混同した声だって聞いたことがある。(当然ながらリアルボーナスにおいては間違いだが)

 

純増枚数云々の話をするのなら3枚掛け6枚払い出しのリアルボーナスを積んだ『銀翼のファム』という台だってあったわけで、打ち手目線で考えた時に両者を分かつもの。これが一体なにかと問われれば俺はこう答える。

 

それは抽選の公平性だ。

 

どんな状況においてもメイン基板の抽選は公平かつ一定(あくまで5号機ないし6号機において)だからこそ、リアルボーナスの生み出すドラマが生まれる。引けないのも自分次第、引けたのも自分次第。誰にだって経験はあるはずだ。ARTで伸ばす台なのに謎のボーナス連打で箱を使った事、もしくは全くボーナスが引けなかった事が。

 

逆に擬似ボーナスの場合、多くの機種においては天井が設定されているので、永久にボーナス間でハマり続けるということはないし、ゾーンや高確といった特定の状況下での当選率をコントロールできる。それにより製作者の意図する出玉の波を作りやすいし、打ち手としても(良くも悪くも)アツイ場面が分かりやすい。

 

どちらが優れているのかというのは……単純に使い方次第。

 

擬似ボーナスでなければ『番長2』も『まどマギ』もなかった。最大の利点でもある前兆やゾーンが作れることを考えると、テーブル管理の台と擬似ボーナスの相性は間違いなく最高だ。それにたいして相性が悪い(と個人的に思う)台はテーブル管理ではない台。特に光り物だね。

 

沖ドキリスペクトとも言える台が流行らない理由の一つとして、抽選方法がややこしい事が上げられるのでは。そもそも光り物は毎ゲーム抽選をしている(という体)が重要なのであって、何処から何処までの抽選確率は低くて、何処から何処までは……なんてのはナンセンスだ。

 

ハナから決まっているゲーム数管理だと隠せれるものが、毎ゲーム抽選になるとナンセンスが不信感を生み、コントロールされているのではという疑念に繋がってしまう。ま、実際サブ基板を使った擬似ボーナスって胡散臭かったじゃん。65536を引いたら設定6になる台だってあったわけだしさ。

 

だからAT、ART機におけるテーブル管理ではない擬似ボーナス機は、特に慎重な調整と『公平な抽選をしている実感』が必要だと俺は思う。リアルボーナスだと、んなこと考えなくてもいいんだから、ここらは利点でもあり弱点でもあるのかもね。

 

つまりだ。

 

 

レア役入賞でAT濃厚。ただし逆押しハズレナビでレア役の一部(写真はカボチャナビ無視での順押し)を殺します。ってのは何だかモヤモヤしちゃう訳ですよ。揃う確率的にも「カボチャナビ=寒い」じゃん、これ。

 

ボーナス云々とは関係ないが、レア役がリプレイの台ってこういう事すっから苦手なんだよなぁ。その弊害なのか連続演出中の「カボチャを狙って!!」もハズレ仕様になってるんだもん。何だかコントロールされている気がしちゃよ。(比べるもんでもないが、マジハロ5はRT変移を生かしたART中のレア役が逆に見せ場)

 

カボチャニストの俺としては外せない『マジカルハロウィン7』。リアルボーナスを扱いにくい6号機で、純増の多い擬似ボーナスを使うことは当然の流れだと思う。ただし、STタイプと(確率を動かせる)擬似ボーナス、これの相性は如何なのだろうか……。

 

レア役等を引っくるめて最低でも(例えば)合算1/32でボーナス、もしくはSTリセットが行われますってなら分かる。ただこの台には、報酬をかけた「グレイスバトル高確」や「ベルPT」なるものがあるので、その状態ではない時。これがまぁまぁ当たんねぇ。

 

高確ループやベルPT云々も結構だが、(擬似ではあるが)ボーナスタイプのSTを全面に押し出すのなら「今ここで引いたった感」も重要なのでは。打っている打感としては『天下布武3』タイプに近いと思う。

 

どちらにせよ、AT中も直ボーナスではなく「CZ」に相当する「大作戦」演出に行くのなら、もうちょい「CZ」ぐらいには発展して欲しいし、メインAT中のベルナビ(純増枚数)を管理するモードも思い切って「カボチャンス」中は常に1枚。擬似ボーナスは5枚。軽めの擬似ボーナスを連打して伸ばす設計でもよかった気が。変動型は決して悪くない(むしろ可能性を感じる)んだけどさ。

 

 

そもそも「ナビレベル」の上がる条件がイマイチ不明瞭。黒BARをAT中にひいたらMAXまで到達したから、そういった所なのか??

 

初見での分かり難さが特徴でもあり奥深さとも言えるシリーズではあるが、AT中の「大作戦」が所謂前兆なのか、それともCZなのか。CZならば何をすればいいのか。それもAT機だからこそ、分かりやすくすべきだったのでは。連続演出中はベルナビレベルが反映されていない気がするので、(レア役は勿論だが)ベルを引けばいいのか、これは。

 

そしてナビレベル。これが「噛みあわせ」の重要なマジハロシリーズにおける今回の鎹。ベルナビの頻度は特化ゾーンでもある『キンカボ』や『ミコトタイム』にも適用されるので、ナビMAX状態で特化に突入させる事。これが今作のトップギア。ナビベルの1/4でセット上乗せを行うキンカボを「この状態」で迎える事ができれば完走だって見えてくる。出率的には厳しくとも、ギアが上がった時の完走率自体は悪くないはず。

 

 

特化ゾーンならずも早々にナビレベルを上げると満足のいく出玉が得やすいので、ナビレベルは本当に重要。逆にそれが出来なかったら……

 

 

初期ST分母100Gスタート、さらにミコトタイムで加算をしてST分母が155G。その状態でも……

 

 

噛み合わなきゃこんなもん。こういう「噛み合わせる」要素。これは紛れもなくマジハロだ。ただしリアルボーナスだと分かりやすいことが、擬似ボーナスだと見えない事もある。双方ともドラマに筋書きはないが、コントロールしやすい擬似ボーナスだからこそ「メイクドラマ」を打ち手に「委ねていると思わせる」事。前述した「引いたった感」を預ける事。これこそが重要だと俺は思う。

 

と、色々書きましたけど、分かるんですよ。これはリアルボーナスで作りたかった台なんだろうなって。リアルボーナスとST方式だったら、さぞ面白かっただろうなって。でもナンバリングとして出しちゃったら、んなことは通らない。

 

決して味が悪い訳ではない。むしろ美味しくなりそうな要素は多々ある。それだけに開発期間という煮込みが足らねぇよ、この肉は。なんだか固いんだよ。

 

ちなみに設定差としては、おそらくCZ当選率に影響するモードと、カボチャンス直撃関連。この二つが主だろうなと。前者も後者も低設定だと全く見かけないので、朝イチは蟹歩きをしてCZ当選(モードB以上濃厚)から始まる台を探してみるのも手かも。おそらく結構な設定差が……というか、低設定はずっとモードAだろ、これ。

 

マジで魔界。うむ、それはマジハロだ。

 

CLOSED BGM

Eagle Fly Free / HELLOWEEN

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