【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2019年11月04日

撤去問題

こんにちは。ツケマイてんちょ~です。

 

地域によっては「まどか☆マギカ」が撤去されましたよね。今回はその撤去問題。パチンコの機械には保通協適合しただけではなく、都道府県公安委員会で「検定」をメーカーが取得してやっとホールで使えるものになります。なので都道府県公安委員会で同じ日に検定を取得するというのは理論上可能でも事実上不可能なので、都道府県により差異が生じます。このために検定切れというものは隣の県と違ったりするのです。これに対し「認定」のほうは基本的にはメーカーではなくお店、それも個別の台単位で取得して更に3年間設置できるようにする制度です。なので認定の場合、基本的には各店舗ごとに同じ機種でも使用できる期限が違ったりします。

 

4号機から5号機へ変わる際にも認定を取得していた機械は有りますが、当時は6号機に代わる時ほど景気も悪くなく、「前倒し認定」なんて言葉すら出なかった頃なので、お店が申請した順番に認定通知書も出されました。なので目の前の店と同一機種なのに撤去期限が違う、なんてこともありましたね。今回は「前倒し認定」の要望が通ったので、ほぼ同一県内の撤去日は同じ(一部例外アリ)なのですが、まずは何で前倒しだったのかもう一度おさらいです。これは2月1日より法律が変わったことで、2月1日以降に認定申請しても100%承認されないという状況になり、ホールの負担を考慮して認めてもらったもので、「おおむね検定切れの1か月前より申請を受け付ける」としていた公安委員会が多かったのではないでしょうか?ホールの状況として多数の認定申請が予測された為、現場(警察側)の処理能力も考えての「前倒し認定」だったと思います。なので店舗によっては設置機種全てを一応認定取得しておく、なんてお店もあったくらいです。

 

この前倒し認定、申請日の前後により設置期限に差異があるという不公平を無くすために、県内で同一日の認定通知書になっている場合が多いです。この認定、結局は撤去するという事を先送りしているので、認定機が多い店ほどこれから機械代が掛かる、という事になります。それは基本的には来年のGW前には型式に「P」や「S」の付いた新基準機に完全移行することになり、CRと型式に付く機械は全て撤去されているはずだからです。現在は業界内では「高射幸性遊技機の撤去目標が…」などと言ってますが、これは所詮自主規制。それとは違い認定切れ、検定切れの機械を撤去するのは法律で決まっており、現在の法律では5号機、CR機はほとんど法律で定められたレギュレーションではない機械。検定期間、認定期間のみ設置が許されている状況で、いわゆる「みなし機」は固定ハンドル遊技と同様に見つかれば法律違反な状況です。現在の業界内ではそのような理由でお客様に人気のある機械を撤去してお金をかけて不人気な機種に入れ替える、そういう状況が続いています。

 

もちろんメーカーも売り上げが下がるので機械の価格を上げて補おうとしますし、お店は新台が高いのでユーザーから不人気だった機械でも、とりあえず新基準機で長く設置できるので安い中古機の導入をしたりしています。また、場合によってはこの年末年始に稼いだ後に閉店するという計画のオーナーも多いのかと思います。今はとりあえず高射幸性遊技機と言われるハーデスや絆、まどマギにモンハンなどの撤去で売上や稼働が下がる心配でホール関係者も頭がいっぱいですが、本当の苦悩はそこからで、例えば市場の甘デジ海だけを見ても認定機+検定機+みなし機で撤去が必要な台数は約32万台になります。これを再来年の1月末までに(認定期間により多少の差異アリ)入れ替えないといけない訳です。つまり今後1年半くらいでホールはもっともっと機械を買わなくてはならず、駄目な機械を入替するよりも先に人気でもCR機や5号機を撤去していかなくてはなりません。ファン不在の不毛な入替ですが法律なので仕方ないのですが、これでは遊技人口が増えないですよね……。ストレスが溜まる毎日です。

 

2号機の頃からパチンコ業界で働いていますが、ピンチはチャンス!とは言えない位、実は来年の方がホールの負担が増えるのです。店舗のリース料なども考えると最近できた大型店舗よりも古い小型店舗の方が負担が少なく乗り切れそうですね。小型店でも認定機ばかりで今までP機や6号機を積極的に入れてこなかったお店は逆に危ないでしょうけど……。

 

それではまた来週!

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