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2019年08月16日

花の名前はなんだろう

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。通称「あのはな」。

 

一体、あの日見た花とは何の事なのか。作中には秩父牛乳の空瓶に活けられたハルジオンや、「めんま」が消えた場所に咲いていた、わすれな草。「ぽっぽ」のお守り袋に入っている「めんま」の事故現場で咲いていた花など、数多くの「花」達が登場する。

 

その中で「あの日の花」とは何なのか。

 

あの日というのは過ぎ去った過去であり、本作で言うのならば、それは言うまでもなく超平和バスターズが存在した「あの日」だ。そして「花」。これは最終回の「じんたん」の語りから考えるに「めんま」の事なのではないだろうか。そう花の命は短いのだ。

 

そして「名前」と「知らない」という事。これはきっと「めんま」の本当の願いだ。その願いは「まだ」知らない。何時かは知る事になるのだろう。もしくは、もっと長い時間をかけて思いを知らなければならないのかも知れない。

 

……やっちまった過去は誰にでもある。

 

幼い頃にやってしまった過ちを大人になった今でもふと思い出してしまう。自分の悪ふざけの結果、取り返しのつかない重大な事故や事件を招いてしまい、そこから何かが変わってしまった。大小はあれども、そういった経験はきっと誰しもが持ち得るものではないだろうか。そして多くの場合、そういった過ちを精算する事もなく、僕たちは大人になっていく。

 

あのはなの登場人物の多くは、そんな大人になろうとしている。そんな僕らになろうとしている。だからこそ、多くの人の共感を得たのではないだろうか。それが、現実の僕らにとっては、もはや取り返しがつかない事だからこそ。

 

何かをきちんと終えるという事。何かときちんと別れるという事。「あのはな」は隠れている鬼を見つけ出し何かをきちんと終わらせるための話だ。

 

現実にこれが出来ている奴が一体何人いるのだろうか。きちんと終える事が出来なかったものの多くは心の中で膿となり、ふとした瞬間に瘡蓋の下から這い出てきてしまう。あの時こうすれば、あの時ああすれば、あの時諦めなければ、あの時勇気を出していれば、あの時一緒にいれば、あの時、あの時、あの時。

 

あの時はこう伝えられると思っていたんだ。

 

 

ごめんま!!(天井)

何故に「ごめんまボーナス」などという、ダジャレセンスなのかというと、おそらくは脚本の岡田麿里さん自らが手掛けた小説版「あのはな」にて、「じんたん」が「めんま」に謝ろうと思ったが伝える事ができなかった思い。おそらくはそこから命名しているのではなかろうか……というか、そうだと思いたい。

 

この岡田麿里さんは、スロットでお馴染みの(いかに今のスロットが版権ありきかという事でもあるが)『ダーカーザンブラック』『バジリスク』には脚本で参加をしているし、『凪のあすから』や『おとめ妖怪ざくろ』『アクエリオンEVOL』等々ではシリーズ構成を行っており、『あのはな』と同じく超平和バスターズ名義(トリオ)で製作した『心が叫びたがっているんだ(通称ここさけ』も『あのはな』と同じテイストのお話なので、見ていない方は視聴してみても宜しいのではないでしょうか。

 

例えば、『あのはな』『ここさけ』に共通する秩父という舞台もそうだけど、両作品とも(アニメとしては)いわゆる説明シーンや説明セリフが少ないんですよね。これは丁寧な仕事で心象を描いているからこそだと思う。

 

例えば、ぽっぽ。お調子者でムードメーカー、おおよそ繊細とは程遠い人物として描かれているけど、超平和バスターズの面々が集まりBBQをするシーンでは、何時も首から下げている巾着袋を首の後ろに回して調理をしており、この描写により「大雑把な、ぽっぽが汚したくない大切なもの。ぽっぽという人間性」を暗に示唆することに成功していると思う。

 

それをクローズアップするカット(所謂、記号的な表現)がないってのがまた素晴らしい。

 

わざとクローズアップすると、いかにもアニメって感じがして冷めちゃうもん。

 

言い出したらキリはないが「あ〇る」が照れるシーンでは、あえて「あ〇る」を映さずにギャルの象徴ともいえるセシル的なデザインのショッパー(ショップの袋)を対象的にクローズアップしたりと、内面の心理描写がとにかく丁寧なんですよ、この作品は。

 

だからこそ、「めんま」という異物を見ている人も受け入れやすいのではないでしょうか。

 

さて、全くスロットに触れずにもう少しで2000文字だ。お前、スロットについて書けよ。それとも何か忖度して書かねぇつもりか?? 違うね。この台における最大のセールスポイント。

 

それは『あのはな』である事。ぶっちゃけ未視聴の状態で楽しめるかと言うと微妙。だからこそ『あのはな』について俺は書いているんだ。

 

はっきり言って周期の必然性は客滞UP(ようは止めにくくする)以外に感じ取れないので(CZは必要にせよ)周期抽選からのCZを目指すゲーム性ではなく、モードによる直撃がメインのほうがゲーム性としては良かったのではなかろうか……。そもそも、高設定になるとかなり直撃比率が上がっているもん。別に周期なくとも面白いと思うんだけどね。

 

 

期待度の見えるPT管理の周期+CZ失敗時の期待度持ち越し。こういった手法の台は即ヤメ(通常時移行でヤメ)になる傾向が多いんでね。だって、仮にCZに入っても失敗したら期待度が上がって止められなくなるし、かといって追った所で出玉性能的に入れたメダルが返ってくるのか不安。

 

どちらにせよ追ってスルーした時の心象が悪すぎる。

 

だからこそ、伝えられるべき言葉はやはりこれなんだ。何かを無くし何かを失って、何かを終わりにすることが出来てからこそ、僕達は前に進める。

 

 

ごめんま!!(ガチなフラグだからこそのスロットだ)

 

CLOSED BGM

約束~Augast,10years Later~ / ZONE

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