【パチ・スロクロス】パチンコ・パチスロ解析情報

2018年12月07日

周期の弱点

どんな台にだって弱点はある。

 

例えば俺が最もすきなA+ART。リアルボーナスの存在が出目を生かし、ARTが出玉を加速させ、RT移行リプレイの存在が特化ゾーンを生み出す。言わばパチスロ界の幕の内弁当とも言える、飽きの来にくいシステムだと思うが……

 

これが「ART+A」になると、途端にダルくなるのよ。500G乗せた所でボーナスを引けなきゃ精々700枚程度だし、7揃いやら何やらを隠すために本来は必要のないリプレイナビを出している機種が多いので、打っている感覚としては純増の遅いAT機とたいして変わらねぇ。それならATを打つって人も多いでしょう。

 

そんな、AT機の弱点。

 

これはもう至って簡単で「やる事がない」。これに尽きると思う。基本ナビに従うだけだし、ガワが違うだけでどの台を打とうがやっている事はほぼほぼ一緒。このマンネリ感を打破するため、押し順制御による「玉」獲得だったり、バトルシステムだったりと、各メーカーさんが趣向を凝らしている訳なんだろうけど、正直いって眠くなる機種も多いもん。

 

でだ。

 

主流……になるかどうかは別として、今現在の6号機全て(スーパーリノXXは除く)で適用されている周期抽選。勿論、一言で「周期」といってもそのシステムは様々で『HEY!鏡』だと規定周期までを短縮させていき、(基本的には)あらかじめ決められているHEY数到達時に抽選を受けるタイプ。一部熱狂的なファンを生み出した『チェインクロニクル』も周期到達を目指す点は一緒だけど、最大周期の333APまでに幾つかのチェックポイント、いわばゾーンが存在している事が特徴。

 

ま、ほとんど333APまで引っ張られるんだけどね。

 

双方ともに言える事は、広い意味での「周期」を用いてはいるが、それを感じにくくする作りにしている事がポイント。

 

さて、前置きが長くなっちまったが今回の機種『戦コレ![泰平女君]徳川家康』。ご多分にもれず、この台も周期抽選を行っており、1周期が約47Gの天井が最大16周期(春夏秋冬を4回)。そして設定1のAT初当たり確率は1/309.3。この初当たり確率には天井や特殊マップ到達によるAT当選も含まれているはず。

 

上記した『鏡』や『チェインクロニクル』と決定的に違うのは40G(+前兆を含めトータル約47G)という一目瞭然な周期が存在している事。この分かりやすい区切りをどう捉えるかは人それぞれだけど……低設定のAT初当たり確率と天井ゲーム数、1000円ベースならびに周期ゲーム数から考えるに、1周期の期待度というのは決して高くはない。

 

良く言えばベースの高さを生かして気楽に1周期勝負ができる。悪く言えば長時間打てば打つほど、到底当たるとも思えない「さっき見たような演出」と「さっき見たような失敗」を無理やりにでも繰り返し見せつけられる。

 

そりゃまぁ40G周期だから当然といえば当然だけど、これはこの台だけの話ではなく、周期抽選というものの最大の弱点だぜ。

 

デジャぶるんだよ、展開がさ。

 

【戦コレ![泰平女君]徳川家康】

AT/色(1=前半.2=後半)

進化チャンス→再突入ゲーム数

 

188-

429 進化チャンス→436.444

490 AT/赤1(1SET/93枚)

189 AT/緑2 (2SET/228枚)

019進化チャンス

157進化チャンス

180進化チャンス

208 AT/赤2(9SET/739枚)

028進化チャンス

156進化チャンス→165

230進化チャンス→237

312 巫女チャンス

369 AT/赤1巫女ライブ開始(1SET/120枚)

367進化チャンス

660 AT/虹天井 (1SET/95枚)

052進化チャンス→061

109やめ

 

通常ゲーム数 1837G(CZ滞在考慮せず)

AT初当たり5回(1/367.4)

進化チャンス初当たり9回(9/1757G=1/195.2)

 

シナリオやらガチャやら扉絵やら、戦コレシリーズお馴染みのシナリオを推測する楽しみを盛り込んだ本作。絞り込む。それ自体は前兆ゲーム数のカウントにも似た、スロットを楽しもうとする素晴らしい行為には違いない。

 

が、あえて元も子もない事を言わせてもらうと……

 

 

 

そんな大袈裟にするほどのもんですかね、これ。演出の「間」といい、戦コレ3に比べどうも全体的な塩味が足りていない気が。

 

小ネタとしては、終了画面でセグに表示されている(出玉増加の有利区間を示す)ドットが消えなければ復活確定。ちなみに『チェインクロニクル』も一緒。上記画面は完全に消えているので裏突入は無し。ま、周りを見る限り裏もオマケみたいな感じだったけどさ。

 

明確な周期。明確な設定。明確な出玉。

 

パンドラの箱に残ったものは希望ではなくて、未来が分かるという力。すなわち「これから起こる事への予知」という説を聞いた事がある。そんなもんが分かってしまったのなら、希望ではなくて只の絶望だ。未来を知らないからこそ、人は希望を抱ける。

 

号機という箱が開かれ、否応なしに高設定と低設定が分かってしまう現在。その全てが悪い訳ではないにせよ、「分かってしまう事」。

 

それは新種の絶望なのかも知んねぇぞ。

 

CLOSED BGM

Aqualung / ジェスロタル

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